短期の場合はその方がロスを減らし、資金を集中させられる デイトレードでは時間帯ごとに動きやすい市場に絞って売買する事も出来る
ごちゃごちゃやってるとロスが出る
要するにそう言う事で、一つの市場に絞る事でロスを減らす事が出来る。ごちゃごちゃと、『あっともこっちも色んな値動きや値幅を取りたい！』と無用な欲を出したらどこかの市場で負けてどこかの市場では勝てるかも知れないがせっかくの利益を失ってしまうかも知れない。
特にデイトレードなどの短期トレードにおいては注意すべき点。
まずは一つだけ、得意な市場を決めてしまおう。それは『自分と何となく相性が良い！』でも『値幅が大きく、素直で分かりやすい値動き！』でも良い。
得意な市場の値動きに集中してみましょう。集中する事で、資金を一つに集められるので売買ボリュームも大きく、一発で大きな利益を得られる事もあります。
気持ちもきっとスッキリするはず。あれこれ頭を悩ませる必要もなく、「たった一つの、そして今の値動きで勝てば良いのだ」というシンプルな思考に辿り着く。その時、無用な欲とサヨナラして、必要な値幅を短時間で取る事が出来るようになるでしょう。
時間ごとに市場を切り替えるのも手。時間帯によって動きやすい市場というものがあります。日経平均なら日中ですし、夜間ならNYダウですよね？そのように、動きにくい時間帯にトレードするというのは理にかなっているとは言いかねます。
一日の内で長時間トレードするつもりなら、幾つかの得意な市場を持っておいて時間帯ごとに切り替えてしまえば良いのです。いつでもフレッシュで、大きな値動きに出会えるでしょう。
複数の市場の使い方
一つの市場に売買対象を絞った時、他市場は値動きの背景を探るために使う。
トレードする市場の値動きに影響を及ぼす市場が必ずあります。この市場の関連性を使って上方向下方向や売買タイミングを図る事が出来るからです。
テクニカル分析だけでは分からない部分があります。その一つが「相場の雰囲気（マーケット全体の傾向）」ですが、上昇傾向やイケイケの時(伸びやすい！)などを探るためにも、取引する市場以外の値動きを見ておく必要があります。
タイミング良く売買する。それがデイトレードにおいては非常に重要だったりしますので、一つの市場に資金を集中させたとしても他の市場はチェックしておきましょう。
