取引の枠を広げる

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取引の枠を広げる

各市場のフェイク(ウソ、ダマシ)と戦うために、またはそれを見抜くために
他の市場を見ておかなければならないことは先ほど話ししました。


そして、「基幹となる市場を見ておかなければならない」こともご理解頂けたと思います。

では、取引する市場以外で見ておかなければならない市場とはなんだろう?

まずはこの命題に取り組みましょう!

基幹商品を探せ!まずは債券と金利を抑えよう。

債券

為替の基幹商品は、為替ではない。

重要なのは株、債券、インデックス

この3つです。は分かると思います。

債券について簡単にご説明するのであれば、
「金利が上がると下落し、金利が下がると上昇する」傾向にあるものが債券です。

つまり、債券と金利は逆相関関係にあります(逆に動く)。

※ちなみに私はFPです。この手の話が苦手な方は一度、ファイナンシャルプランナーの試験勉強をしてみると良いでしょう。本屋さんに行けば沢山ファイナンシャルプランナー関連の本が並んでいます。

そして、その金利が株価に影響を及ぼすのです

インデックスについては後ほど。

【覚えておくべき内容】

  • 金利が上がると株が下落しやすくなる
  • 金利が下がれば、株は上昇しやすくなる

金利が上がれば通貨は買われやすくなるという点も覚えておきましょう

例えば、米国金利が上昇すれば米ドルが上昇するでしょう。

金利が高ければその国の通貨は買われますし、金利が低ければ売られやすくなります。

まとめると

  1. 債券は金利と逆へ動く
  2. 金利が上昇すると、株が下落し通貨が買われる
  3. 金利が低いと、株が上昇し通貨は売られる

どの債券を見たら良い?

この債券をチェック!

特に重要な金利は、米国10年債利回り

これはドル円を売買する時に見ておくと良いでしょう。ユーロドルでもかなり重要になります。

この長期金利は最も重要な指標で、株にも株価指数にも米ドルにも影響します。

私は10年債利回りを必ずチェックしています。

その他には2年債利回りもありますが、その差異(イールドカーブ)を見て考えているような人は、ファンダメンタルズ大好き♪または経済学部の方でしょう。

しかし経済にあまり興味がないトレーダーも、出来ればそこまで見て下さい。

トレードをするなら、米国10年債と2年債の利回りをチェックする


インデックスについて

インデックスとは『指数』のこと。

FXでよく使うのは「ドルインデックス」。そして、株価指数もインデックスです。

株価指数は言わずと知れた日経平均株価や、NYダウ、ナスダックなど。

なぜ株価指数を見る?

個別の株を見てもいいですが、その際は、値動きを引っ張る一番強い株を見る必要があります。

ただし、「どの株が値動きを引っ張っているのか」はあなたが株トレーダーでない限り(しかも海外の)、把握しておくことは極めて困難です。

※とは言え、今現在の米国株はGAFAやM7などという名称で分かりやすくハイテク関連株が引っ張っています。今書き直していますが、この文章を書いたのは10年以上も前ですからね(2024年に当サイトへ引っ越し。最初書いた記事は2013年


個別株については、元々このサイトには詳しく書いていないので
あなたはおそらくFXトレーダーかCFDトレーダーか先物トレーダーだろうと思います。

であれば、ここでお勧めしたいのは、やはり株価指数

それも米国の株価指数をマーケット全体の傾向としてチェックするのが良いでしょう。


私はナスダックを一番重要な市場(基幹商品)だと考えています。(10年債利回り以外では)

いや、NYダウだ、とかS&P500だ!という方もおられるかも知れませんがここ10年はナスダックが最強でした。

※2013年から前の10年間の話。その後の10年間もやはりナスダックでしたね(笑)。

「ハイテク関連株が集まるNASDAQ市場だから強い」という考え方も出来ますが、今ではNYダウにアップルが入っていたりします。それでもナスダックの方がこれまでのパフォーマンスは高かった。

私の場合は単に、10年間ずっと
ナスダックが上がれば他の株価指数が上がり、ナスダックが下げたら他も下がる。
そんな値動きを見続けて来たので「ナスダックを重要視すべきだ」という話をしています。


私はそれほどファンダメンタルズ分析に強いというタイプではありません。

値動きからだけ、真実を見極めます。

その一つが「相場の相対性理論」というわけです。

※CFDとFXに特化した市場の相関関係のこと(私が命名したもの)。


株価指数に影響されて為替(FX)も動く。

覚えておいて下さい。

為替トレーダーがこれを忘れてしまったら、とんでもないことになりますよ(笑)。リスクオン・オフを間違えてしまうからです。

また、日経平均先物のトレーダーもナスダックをチェックしましょう。

日経平均には、ナスダック→NYダウ→日経平均の順で波及することが多いです。

※ナスダック→日経平均と考えても問題ありません
※ちなみに、昼間の日経平均の動向が米国株価指数の参考になる時もある

もう一つおススメしている、ドルインデックスについてお話しておきます

ドルインデックスは基軸通貨米ドル 対 他の通貨の平均値

つまり、円だけでなくユーロ・などとも比較して「米ドルが強いか弱いかを表す指数」です。

※数種類のドルインデックスがある。どちらにせよ円とユーロは含まれることが多い。


この指数で米ドルの価値自体がどうなのかを知ることが出来ます。

米ドルの価値が下がれば、結局は円高ドル安になる。(=ドルインデックスが下落した時)

この場合、日本円の「対ドル価値」が相対的に上がります。

ドル円でいうと下落するわけです。

つまり、
ドルインデックスというドルの価値を計るパラメーターを見ながらドル円を取引する。

これが重要です。

ドルインデックスが下落するのであれば、ドル円も下落する。

だからドルインデックスの動きを見て、ドル円の今後の動きを予測するということですね。

【インデックスのまとめ】

  • ドル円より、ドルインデックスが基幹商品と言える
  • ドル円には、NYダウや日経平均が影響を与える
  • その日経平均にはナスダックが影響を与える

ということで他の市場からの影響を受けてしまう以上、基幹となるものを見ておく必要があるわけです。

基幹商品を見ておく。これを徹底し、基幹商品に追随する商品を売買する。

そうすることで、動き出す前に値動きを捉えられます。

トレードでは「どん」と動いてからでは遅い。動く事とその方向を事前に知っている方が有利。


FXトレーダーがするべきこと

あなたはきっと、FXトレーダーなんだろうな、ということで話を進めていますが

FXトレーダーはまずCFD口座を開き、
株価指数や商品先物などを取引することをお勧めします。

実際に取引もせずにただ市場を見ていても、おそらく感覚がつかめないと思うからです。


まずは口座を開いて一つでもやってみることが重要です

今は各FX会社がCFDにも取引の幅を広げているので、簡単に始めることが出来ます。お手持ちの証券口座にはCFDがないか、一度チェックしてみて下さい。

もしCFD口座が無いようなら、次の話が参考になれば幸いです。

おススメのCFD口座

一番簡単にCFDを取引出来るのはクリック証券

取扱商品数は少ないですが、分かり易いという特徴があります。

CFDでは取扱い商品数がとても多い証券会社と、少ないところが有ります。


取扱商品が多いところは、IG証券と、サクソバンク

しかし取扱いが多ければ良いというものでもありません。

最初は迷うだけですし、むしろ少ない方がいいとも言えます。


結論として

クリック証券を開設しておくと、
FXもCFDも両方とも取引可能になるのでオススメ!

※私は今クリック証券ばかりです。

ただしクリック証券のチャートはあまり優秀ではありません。分析には不向き。
また、この証券会社はMT4も使えません。独自のチャートシステムです。


FXトレーダーが相対性を利用するためには?

  1. MT4やMT5で、FXもCFDも見られる状態にしておく
  2. Tradingviewなどのチャート分析用サイトに登録しておく

などが必要でしょう。

私はMT4ではXM(エックスエム)のチャートをよく見ます。


一番簡単に、CFDを見る方法がありますのでお伝えしておきますね。

Tradingviewというサイトで株、FX、先物など様々なチャートが見られます。

トレーディングビューは、オンライン完結型のチャートシステム。MT4のように、アプリをダウンロードしておく必要はなくインターネットさえあればOK。→Trading View

FXトレーダーがCFDの値動きを利用する方法まとめ

相対性を利用するための方法
相対性を利用するための方法

※図はアインシュタインですが、市場の相対性の話です。

  1. まずは基幹商品を探す。
  2. そして、その市場を取引してみる。

海に思い切って飛び込んでみるわけです。

そうすることで泳がなければ溺れてしまうし、本気で分析出来るようになるでしょう。


ただし、そうは言っても
少なくともCFDのチャートを見られる(状態である)必要があります。

私がよく使うお勧めの証券会社

色々な証券会社があります。

国内も海外もありますし、どこが良いのかというのは好み。

結局私が使っているのは次のものです。

XM楽天証券クリック証券

ETFや投資信託なら楽天証券。MT4でFXもCFDも取引出来る。

楽天証券の問題点はスリップ(笑)。クリックしても約定せずに通り過ぎることが多々あります。

CFDとFXの口座をわざわざ切り替えなくても良い海外FXのXM

スプレッドは広め。今はチャートを見るだけで使っていません。

クリック証券はアプリが優秀。スリップページは無し。

ただし、クリック証券CFDの株価指数はロットが大きく、FXネオも1万通貨からしか買えません。
→改善されました

  • クリック証券CFDでナスダックを買うなら16万くらいで1枚買える(現在は10分の1のロットで買える)。
  • XMで買えば数千円で1枚買えます(レバレッジが高い)。

XMはメリットでもあるレバレッジがデメリットでもある。

レバレッジが高すぎるとリスクを抑えるのが大変です(笑)。

そして、入出金。クレジットカードで入金することになります。

まとめ

FXやCFDを始めるなら・・まずは、MT4でデモアカウント(どの会社でも良い!)を作成して
練習あるのみ。

デモトレードをやり込むのが最短距離になるでしょう。

もしくはTradingviewのリプレイモードでの過去検証がオススメの練習方法です。


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