利食いの教科書
利食いほど重要なものはない。
入り口は同じでも出口は違う

スキャルピング~ポジショントレードまで分けているのはエグジット。
エグジットについての考え方は百人十色。
エントリーでは何がベストでしょう?この問題はシンプルです。
買いなら底。売りなら天井から売れば良い。
そしてそんな事は、スリースタータードットジェーピーの手法を使えば簡単に出来ます。1分足でも月足でも。特にデイトレードの天底(30分足~4時間足程度)なら、その日の底で買ってその日の天井では売る、なんて事も朝飯前で、現実的に毎日でも出来ます。
ただ、エグジットになってくると、少し話が変わってきます。
エグジットには欲が絡みます。欲(よく)。
もっと大きな利益を出したい! さっき損した分をすべて一発で取り戻したい! まだ利食いするのは勿体ない!
これがエグジットを難しくします。
もちろん、フィボナッチとギャンの手法を教えているわけですからエグジットポイントも決まっています。値動きには目標値があり、その値位置まで行き戻る。だから、フィボナッチとギャンのラインでエグジットします。その値位置も教えてあります。
でも、その目標値で利食いは出来ないでしょう(笑)。
もっと利益を伸ばしたいから。
これがエグジットの難しさです。かく言う私も、エントリーよりエグジットの方が苦手です。エントリーは常に完璧!エグジットはひどいもので(笑)。
出口が違えば、スキャルピング(数分で勝負を決めるスタイル)にもポジショントレード(数か月放置するスタイル)にもなります。
あなたはどの位利食いを伸ばそうとしますか?
伸ばそうとした結果、戻って来ていませんか?
完璧なトレードは存在しないが..

思ったより相場は戻る!これが現実です。
あなたが思うより、じれったいのが相場。
実は、素直に行く相場は少ないのです。一番伸びていると言っても過言ではない米国株価指数のナスダック100でも、日足未満では伸びたり戻ったりしています。伸びた15分後には戻って・・・また伸びて。最終的に上げで終わったから日足が陽線になっているのであって、時間足に直せばFXと変わらないアップダウンの繰り返しです。
まして、特性として上昇してもすぐに下げやすいFXでは利食いこそが勝利のかなめです。どれほど素晴らしい値位置でエントリーしようとも、エグジットをしなければ戻って来るからです(笑)。戻り過ぎたら、利益どころか損失になって損切りで終わる事もあるでしょう。ご経験はありませんか?
問題はここにあります。
あなたの理想は100PIPSだったかも知れない。しかし、相場があなたの壮大な理想にまだ追い付いていないのです。他のトレーダーは10PIPS(10銭)で利食いしてしまう。そうすれば10PIPSで戻るので、あなたの理想通りにはなっていません。
10PIPS進んで10PIPS戻る値動きが3回あったとします。この時、10PIPSの利幅で満足して利食いしていれば、再度エントリー出来ますから3回勝てます。でも100PIPSを狙っている限り、1回も勝てません。むしろマイナスになるまで待ち続けた挙句、結局は損失で確定してしまうかも?
相場に合わせる必要があり、それはボラティリティに利食い幅を合わせるためです。そこまではしなくても、利益が出ている内にある程度は確保しませんか?長い値幅は小さなロットでも十分な利益になります。少しだけ残して後は利食いする。それであれば今後も生き残れる可能性が高いと言えます。
「利食いの教科書」のコーナーでは、そんな利食い問題を解決するために 2つの利食いパターンをご紹介し、利食いの概念・損切りの教科書・両建ての教科書の3つもお読み頂けます。
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