エントリーとエグジットの難しさ
エントリーとエグジット、どちらが難しいと思われますか?
エントリーは難しくはないですよ。
エグジットの方がはるかに難しいでしょう。

エントリー
つまり、エントリーは買った値位置から離れて行く方向を正しく捉えれば良いです。
2択です。
こう聞くと、簡単そうでしょ?(笑)
しかし、そんなに単純ではないですが・・。
※売買タイミングは待たなければならないので難しい
エグジット
では、エグジットの難しさとは何か?
どこまで動くのかを考えるのは
どちらへ動くのかを考える事よりもはるかに難しい、ということ。
2択ではありません。
値動きは上下します。その波のどこで利喰いをするのか?
- 上がったところで利喰い損ねたらまた下がって来る
- 下がると思って利益確定したら、また上がって行く
ということは、
『欲を出せば損をするかも・・。』『欲を出さなさ過ぎて、得られるはずの収益を逃すかも・・。』
という相場本来の難しさに出くわすのが、エグジットです。
これは難しいですよね?
上か、下かではないからです。
『あと何円上昇したら下落を開始するのか?』を考える必要があります。
出来れば高値で利益を確定したいですからね。
つまり、『利喰い目標』が必要になる。
あなたは出来ますか?
しかし、実際の値動きに即した目標値が分かっていれば、高値圏で売り抜けることが可能になります。
※天井で空売りする事も出来るようになります。
その目標値こそが
「フィボナッチ」(私が専門で教えているもの)です。
利食い(エグジット)目標を決める方法
利食い目標を決めることを簡単にし、さらにぴったり頂点で利喰いをする方法があります。
それが「フィボナッチ」です。
エントリーエグジットの両方を良い値位置で売買したい!という思惑があるのなら、
このツールをしっかりと覚えておくのがオススメ。
ツールの使い方を3STARTER.JPのホームページで解説しました。→各ツールの詳しい使い方解説へ※3starter.jpは私が運営しているメインのホームページ。2012年~
ドル円を目標値で売った時の例 2022年と2024年
トレード手法の種類でナスダックと日経平均の天底を取った時のチャートを載せておきましたので、
今回はドル円で実際に円買い介入時に天井から売った時の例を載せておきます。
利食い目標値が分かると、天井からも売れるという例です。
エントリー・エグジットのまとめ
- エントリーは向かう方向が分かるだけで良い(タイミングは重要)
- エグジットはどこまで進むのかまで分かる必要がある
- どこまで進むのかを知るためには「目標値」が必要になる
トレード手法の種類のところで説明したように、売買タイミングは3つ。
このいずれかのタイミングでエントリーする事で、とりあえず利益を得やすいと言えます。
オススメは押し目買いをして→目標値で利食いする事です。この方法が一番値幅を取れるから。
- 伸びたとしても戻って来る事がよくある・・
- だから、一旦伸びたものが戻ってくる前にエグジットする
それがエグジットの難しさなので、「どこまで伸びるのか?」を算出するための技術が必要になります。
その目標値はフィボナッチで設定出来ます。
エグジットの目標値算出例(フィボナッチ)
フィボナッチで目標値を算出した例をご紹介しておきます。上の例は2022年のもので、もちろん有料会員には天井の前に配信済みですが2025年の例もあります。
最近はライントレーダーズ通信とTradingviewで毎週相場分析を配信しています。※宜しければご登録ください。Tradingviewもフォロー宜しく。


達成していますよね!
この時は9月のメジャーSQで目標値へ到達しました。このツールはフィボナッチエクスパンション(FE)というもので、よくフィボナッチと呼ばれるフィボナッチリトレースメント(FR)とは異なります。
毎週の相場分析配信はFEで行っています。
このツールの使い方はこちら「フィボナッチエクスパンションの教科書」


ちなみに、この日経平均の9月の上昇は、8月初めの時点ですでに分かっていました。だから配信済みです。
これが目標値で、フィボナッチです。
→Tradingview投稿一覧はこちら
用語説明☆エントリー・エグジット・注文方式
スリースタータードットジェーピーではこれまでに10年間以上、フィボナッチを使ったトレードを研究して来ました。フィボナッチについてはラインの項目を読んでみてください。
次は「指標の種類」です→
※指標…インジケーター 移動平均線のオススメセットアップをご紹介します(目から鱗です)