ライントレード – トレンドラインを正確に最速で引く方法

トレンドラインを最速で引く方法

30秒の動画で、正確に早く引けるようになります

トレンドラインを最速で引く方法

ライントレードについて

長い講座でしたが、やっとここまで来ました。トレード基礎講座の締めくくりはライントレードです!

※ライントレード基礎編には「トレンドライン」「フィボナッチ」「ギャン」があります

「投資の基礎はタダで学べコース(クラシック)」にはかなり多くの役に立つ内容が記載されています。
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※「投資の基礎はタダで学べ」は2013年から計2000名以上が参加されたトレードの基礎を習得出来るプログラムです。

ライントレードとはライン(線)を使ったトレードのこと

インジケーターに頼った売買ではなく、
自分でラインを引いて売買するのがライントレード

私はライントレードの中でも「フィボナッチ」を研究し、十数年間教えて来ました。

しかし、ラインの項目の最初のページなので、まずは一番有名な『トレンドライン』について考えてみましょう!


トレンドラインの引き方

トレンドラインで持ち合い抜けを見付ける方法
詳しくはこのすぐ下のケーススタディで!
  • 上昇時は安値と安値を結んで線を引く
  • 下落時は高値と高値を結んで線を引く

とても単純です。しかし、この単純なラインを引くことが実は相場状況の判断に役立つ時があります。

小難しく考えなくても、最速で引く方法がありますのでご安心ください。

トレンドラインとは何ぞや?

ライントレードについて-まずは-トレンドライン-の引き方から

トレンドラインとはトレンドが継続するライン。

つまり、そのラインを割れずに値動きが継続するということ。割れた時はトレンドが崩れる可能性がある。

だから
トレンドラインを割れたところでは売り、トレンドラインに当たってまた跳ねる時には買う。

これが基本的な考え方です。


ケーススタディ|トレンドラインを最速で引く方法(MT4)

トレンドラインを最速で引く方法

ケーススタディは、実際のチャートを見て学習するコーナーです。

まずは次の動画で
早く引けて、後々まで機能する事が多いトレンドラインの引き方」を覚えておきましょう。

音声はありませんので、お気軽に再生してください。

※30秒で理解出来ます。

『楽に機能するトレンドラインを引きたい!』方は次の動画のようにやってみてください。

便利なトレンドラインの引き方(MT4とTradingview)

やり方】天底から引き始め、2番目の高値安値にピタッと合わせるだけ!

場合によっては「2番底と3番底に毎回引く」のも手です。好きごのみ。

※ちなみに、私の場合は2番底から引く方が好きです。

【注意点】tradingviewならマグネット機能をオンにしておきます。MT4ではデフォルトのままでOK。

安値丁度にピタッと合わなければ意味がありません。そのため、「マグネット機能」はオン。

また、時間軸を小さく変えるとラインがずれている事があります(日足で引いて→1時間足表示に変えた、など)。その時は”小さい時間軸の方で”引き直してください。その方が正確です。

【ポイント】ラインは「右に延長」しておきます。これが、この引き方の肝。

目分量で伸ばすと、ポイント(安値と安値など)がズレるので「ラインを右に延長」を使用する。

延長しなければその場限りで、正確ではないラインになるでしょう(やってみたら分かる)。

「素早く引けて、後々(のちのち)まで機能する事が多いトレンドラインの引き方」がこれです!

とりあえず、トレンドラインはこれが出来るだけで十分。
色々な時間足に当てはめて試してみてください。

ケーススタディ1 トレンドラインを一度引けば後々まで機能する

次に、「トレンドラインを引いたチャート」を見てみましょう。

トレンドライン 週足 後々まで機能する
トレンドライン 週足

※普段は小さな時間軸で引くと思いますが、この例は週足で表示してあります。

まず、今は次の2つの内どちらなのかを考えてみてください。

  1. 値動きが収縮して行く時なのか
  2. 値動きが拡大して行く時なのか

この点で、視覚的に分かり易いのがトレンドラインです。

「収縮して行く」という事は持ち合いになりそうな値動きということ。

拡大して行く時はトレンドチックです。

トレンドラインを引く時は、どちらの傾向が値動きにあるのか?を判別しながら引く事をお勧めします。

  1. 収縮する時は主に三角持ち合いをイメージすると分かりやすい
  2. 三角持ち合いとして引いたトレンドラインをブレイクすれば、トレンド発生の可能性が高い!

ケーススタディ2 三角持ち合いとそのブレイク

「三角持ち合いに引くトレンドライン」の例として、次のチャートも見てみましょう。

トレンドライン 日足 三角持ち合いのケース
トレンドライン 日足

説明は要らないでしょう。

大体こんな感じです。

  1. 天底から2番目の高値安値に合わせるだけ。
  2. そしてラインを延長する。

この方法を覚えておきましょう。


今回実際にそうなっているように、結果として3番目4番目5番目の高値安値にも反応するのなら
後々まで売買ポイントになり得る正しいラインだということ。

※というよりも、1点目と2点目を合わせて始めて引けるのがトレンドラインなので、3番目や4番目で反応しないなら引き方が間違っています。

収縮して行く値動きに引くラインは「持ち合いに入るのか、持ち合い抜けでトレンド入りするのか」。つまり、「持ち合いを抜けてトレンドが発生する」時の判別にも使えます。

という事で、
トレンドライン。

シンプルかつ、結構使えますよ!という話でした。


トレンドラインのポイント

トレンドラインのポイントは『どこに引くか』?

どこからどう引くべきなのか。つまり「今後の値動きに対しても機能するラインの引き方」を見抜けるかが重要です。

チャートを見た時に『ここにはラインが引けるなあ・・』、と分かるかどうか。


トレンドラインを使いこなす2パターンの考え方

値動きは上下します。ある一定のリズムを持って上昇と下落を繰り返す、
その下辺と下辺を結ぶのです。

引くこと自体は難しくありません。しかし
本当に機能するラインを引くためには経験が要ります。

※初めてのライントレード練習なら「トレンドラインを引いてみる」のはうってつけかも知れません!正しく引けたかどうかの確認もしやすく、シンプルだからです。

2つ、トレンドラインを使いこなすための方針をご紹介します。どちらを選ぶ?

①割れてはいけないトレンドラインを探す

まずは明確に何度も反発しているトレンドラインがあるかどうか、探してみましょう。それが「割れてはいけないトレンドライン」です。

そのラインは他のトレーダーも意識しているラインなので、割れてしまうと利食いの売りが発生します。

それであれば、ラインにタッチして上昇したら買えば良いし、割れたなら売りを狙えます。簡単なこのポイントを見逃さないためにも探してみる価値はあります。

②次のレベルは「毎回同じところに引く」というパターン化

常にラインを引く位置を決めておくと、迷わず引けるのと同時に経験値も上がって来ます。

やみくもに引くのではなく同じパターンを繰り返していると、また次にラインに接触した時の対処が次第に上手くなり、ラインを引く位置も考える必要が無くなります。毎回同じルールに則って引きます。

例;底から2番底に引く、2番底から3番底に引くなど。


【まとめ】どちらを選ぶならあなたはどっち?

  1. これまで何度も跳ねたトレンドラインを探す
  2. 毎回同じところにトレンドラインを引く

私は後者をお勧めします。

フィボナッチトレーディングのオンライン学習コース

毎回決まったところにラインを引くメリット

毎回同じパターンでラインを引くメリットはどのようなものでしょうか。

これまでに何度も反発したことを確認してからエントリーしたら、あなたのエントリーは4回目5回目なのかも知れません。

そんなに遅い段階で買ってもダマシになって下落するかも知れませんよね(笑)?

つまり、誰かが美味しい思いをした後で参入するため、遅い。下手したら、あなたが最後のババを引いてしまいます。

ポーカーのイメージ

私の場合、毎回同じように、その後も機能し続けるラインを引きます。

もちろんフィボナッチトレードの専門家なので、引くラインはトレンドラインではなくフィボナッチですが。

フィボナッチチャネルギャンファンフィボナッチファン。この3つは斜めの線で、トレンドラインより

無料公開しているツールの引き方についての記事もあるのでご参考にしてください。

※メインサイト3starter.jpの記事です


ここからは「ここでエントリーすると良い!」という話です。

トレンドラインの売買ポイント例(コツ)

切り下がりを確認するイメージ図
切り下げを確認するイメージ図 3つ目がチャンス!

こういうことは本来は実戦の中で知っていくものですが、1つだけ。

トレンドラインでも掴めるシンプルな簡単な売買ポイントを一つご紹介しておきます。

上の図は「3つ目の高値切り下げで売る」という方法です。

買いの時は「3つ目の高値切り上げで買う」だけ。簡単ですよね?(笑)

ただ、このパターンは多いですよ。覚えておいて損はありません。

やり方はシンプル!

  1. 高値と次の高値を結んで3つ目の高値が来るのを待つ
  2. そのラインを越えて行かなければ売る
  3. 損切り位置は一つ前の高値か、最高値

一度検証してみてください。

実際のチャートでの売買例(トレンドラインの引き方 沢山!)

天井から順に高値と高値を結んだトレンドラインを引きます。下の写真をご覧ください。

3回目の抵抗線に当たった時は下落する傾向にあります。頻出なので覚えておきましょう。

3回目が売り場。これは鉄板!

3つ目の高値で売る

この他にも天井だったら高値を切り上げ続けて3回目が天井になるというケースも多い。底値なら安値を切り下げ続けて3回目。私はいつも天底を取る時に3回目まで待っています。

まだ行くか!と我々が思うところまで行って、相場は反転する。
3つ目の切り下げで底を買うコツ

安値を3回更新したら底値の可能性あり。

3個目の高値で天井を売るコツ

高値を3回更新したら天井の可能性あり。

ただし、見てもらうと分かる通り、トレンドラインとしては機能しません。目印に引いただけです。

トレンドラインを引くのはそちら側ではないです。

トレンドラインを二番天井から引いた場合と天井から引いた場合

右側に引きます。下がるなら高値と高値を合わせて引く。

そして、このチャートは天井と二番天井を合わせたのではなく、二番天井と三番天井を合わせたものです。

実際はこちらの方が機能する事があります。その後に反応していますよね?


もっと正確なトレンドラインはギャンファン。

本当のトレンドラインは『ギャン』だとも言われます。

という事で、私の専門であるギャンファンやフィボナッチファンとトレンドラインはどう違うか?を説明します。

先ほどのチャートは覚えていますか?

  • 天井と二番天井を合わせたトレンドラインは役に立たなかった
  • 二番天井と三番天井を合わせたトレンドラインはその後に機能した

ではギャンファンではどうでしょう?

ギャンファンを引けば天井付近で売れる

同じところに引いても、ギャンファンなら天井付近で3回も売るチャンスがありました。

もう一度私が使わない、トレンドラインというものをお見せます。

トレンドラインを二番天井から引いた場合と天井から引いた場合

二番天井と三番天井を合わせたという事は、三番天井の時点で売れていないわけです。

ですよね?

下落トレンドの最後の方で少し機能していますが、その前の高値はスルーされています(笑)。

次にフィボナッチファンの例も見てみましょう!

フィボナッチファンを引けば天井付近で売れる

二番天井の時点で売れて、その後三番天井と四番天井でも売れます。

だから私は、毎回同じ引き方と設定値で「ギャンファン」か「フィボナッチファン」を引きます

トレンドラインのように考える必要はありません。

私が提案する引き方をすれば常にこうなります。

まとめ

  1. トレンドラインは天井と二番天井にピタッと合わせて引くだけ!
  2. ただし、二番天井と三番天井に引いた方が機能している事がある
  3. トレンドラインでは少なくとも二番天井の時点では売れていない(不可能)
  4. 最悪の場合、三番天井でも売れない
  5. ギャンファンとフィボナッチファンではいつも二番天井で売れる
  6. トレンドラインは毎回引き方を考えなければならない(慣れていればそうでもないかも)
  7. ギャンファンとフィボナッチファンは引き方が決まっているので考える必要なし

メインサイトの3starter.jpで書いた、ツールの使い方記事のリンクをもう一度載せておきます。

これまでに何度も反発したことを確認してからエントリーしたら、あなたのエントリーは4回目5回目なのかも知れません。

そんなに遅い段階で買ってもダマシになって下落するかも知れませんよね(笑)?つまり、誰かが美味しい思いをした後で参入するため、遅い。下手したら、あなたが最後のババを引いてしまいます。

ポーカーのイメージ

私の場合、毎回同じように、その後も機能し続けるラインを引きます。もちろんフィボナッチトレードの専門家なので、引くラインはトレンドラインではなくフィボナッチですが。

フィボナッチチャネルギャンファンフィボナッチファン。この3つは斜めの線で、トレンドラインより

この話は無料公開しているツールの引き方についての記事があるのでご参考にしてください。

※メインサイト3starter.jpの記事です


ギャンファンについてはまた後から説明しますので、まずは次の項目でフィボナッチについて知っておいてください。

「投資の基礎はタダで学べコース(クラシック)」にはかなり多くの役に立つ内容が記載されています。
今すぐ登録して順番に進めるならこちら→
※「投資の基礎はタダで学べ」は2013年から計2000名以上が参加されたトレードの基礎を習得出来るプログラムです。

フィボナッチを知らないのであれば「相当やばい!」と思ってもらって間違いありません。

このサイトへ来てよかったですね。(笑)

スリースタータードットジェーピーでは、10年以上フィボナッチとギャンを専門に教えて来ました。


次はフィボナッチの引き方です

フィボナッチのトレンド途中の買い場、持ち合い抜けを狙う時の引き方や値位置はご存じですか?