5分で分かるFX

5分で分かるFX9 – 持ち合いを認識するために

持ち合いはまず、レンジ域。

持ち合いは伸びずに、上がっても下がり、下がっても上がるという事ですから
伸びる!と思っていないのなら問題なくやり過ごせます。

では、どうやったら持ち合いを認識出来るのでしょうか?

値幅の上限と下限を知る事です。

抵抗帯と支持される値位置。この2つを知っておく必要があります。

ただ、これらのポイントはケースバイケース。どこで上昇が止まってなかなか越えられない、どこまで下落したら買われる、という事が見えていなければなりません。

ケースバイケースである以上、ここで明確には書けません。

チャートを研究し、経験を積み、このレンジ域が見えるようになったら
上昇したら売り下落したら買う事が出来るようになり、そうなれば持ち合いでトレードが出来ます。

一番簡単な持ち合いの見抜き方

とは言え、フィボナッチを教えて来ましたので、レンジ域は分かります。

それはフィボナッチによる抵抗です。

フィボナッチとは割合なので、安値圏と高値圏がはっきりしています。今が安くて買い場という事が分かるというわけですね。

例えば、上昇から7割戻したら底値に損切りを置いて買う。このような売買方法があります。簡単ですよね?(笑)

これが出来るだけで二番底では買えます。

しかし、その二番底からの上昇も、前の高値を越えられなければやはり安値圏へ戻ってきます。

であれば、底と前の高値にフィボナッチを引いてみて下さい。

フィボナッチのエリアを抜けるまで、持ち合いは続きます。

まずはこのような単純な使い方でも、フィボナッチはOKです。シンプルなものほど実は機能するのも事実。え?こんなに簡単な事だったの?という程度のものなのです。

今日は以上です。

お読み頂きありがとうございました。

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