ウソとホントを考える – 理屈でダマシを回避する方法

  • ダマシに来た相手を騙し返す!そのための方法が書いてあります。相場は嘘ばかり。
  • 自分のトレードスタイルを作り、胆力を付けることがダマシ回避に繋がる!

ウソとホントを考える

相場の嘘を見抜こう ダマシが沢山!
相場の嘘を見抜こう

世の中、ウソで溢れている・・・。

という話ではなく、トレードの話です(笑)。

相場はウソだらけです。

これを見抜けるかどうかが、勝てるか負けるかを分ける一線です。

※何も考えてないとすぐに値動きに引っ掛かってしまうので駆け引きは本当に大事!

駆け引きについての具体的な話をする前に、少しこの話をしておきます。


まずはベースとなる技術がある。

トレード応用講座で前項までに学んだ資金管理』『相関関係』『逆相関関係』『時間』『マーケットの雰囲気』。
この後値位置について学びます。

しかしながら、それは最低条件なのです。

最低条件。

これだけ知っていて初めて「スタートライン」に立っただけに過ぎない

ということを肝に銘じておいてください。

プロのほとんどは知っているはず。

もちろん、全部私が考えたことです。

今までお話ししてきたことも、教材の内容も全て私が考えました。トレードをし続けて、寝ている間以外ずっとその事だけを考えて来て、十数年も考えてやっと辿り着いた境地です。

もちろん私自身も例外ではありません。

それで、スタートラインに立っただけ


全て分かった上で「駆け引き」があります。

ポーカーのイメージ 駆け引きが相場と似ていますね

自分の手札を使って、ゲームの舞台に立ちます。

我々がやっているトレードは、言うなれば

ゲームの『ルール』は知っていて互いにポーカーでもやっているような感じです。

ポーカーの絡繰りや数字的な秘密も知った上で戦っていると、想像してみてください。

お互いがプロです。

相手の持っているカードが何かを知る方法も持っています。

イカサマもします。

皆がイカサマをしています。それを見抜けるかどうか。

その勝負です。

これをやっているのが、ディーラーや、トレードで飯を喰っている連中です。

あなたもそうでなければなりません。

プロでなければ、このゲームに参加するべきではないのです。

もし、この勝負に「本屋で売っているポーカーの知識しかない人」が参加したら勝てると思いますか?

ルールだけを知っている人が参加しても・・
有り金全て持っていかれるだけであることは誰の目から見ても明白です(笑)。

そう思いますよね?

何も勉強できていない個人投資家は、これと同じことをやろうとしています。


トレードの世界は汚いです。

駆け引きばかりです。騙します。

でも、騙された方が、技量が無い方が悪いのです。

力のある方が勝つ。これが当たり前の勝負の世界です。

負けた方が悪。勝った方が正義です。

イカサマはどんどんしてください。捕まらない程度に(笑)。

私もイカサマを使います。

皆使っています。独自のインチキテクニックを沢山持っています。

だから勝つ。

それは正義です。


真っ向勝負なんてものは存在しません。

ダマシに来た相手を騙し返す!

これがトレードで勝つということです。

是非記憶に留めておいてください。


騙すための動き「ダマシ」

ダマシに対処する

騙すからダマシです(笑)。

これが有って当然として、トレードを行います。

例えばチャート的に「上に行くことが決定した瞬間」があるとします。
(例;高値を越えた、ゴールデンクロスしたなど)

この時、上昇が決定したのだから買いますよね。

そうしたら下落します。

これがダマシです。

そしてダマシは毎分行われます。ティック単位でも行われます。

ダマシがなければ、相場なんて簡単です(笑)。

ルール通りにやっていて勝てるわけですから。

本屋で売っているトレードの本で勝てます。

でも実際は勝てないでしょう?


ダマシありきで常に考えます。

  • 次は上昇するか下落するか(方向)
  • どうなったら上昇で、どうなったら下落するか(理屈)
  • どこまで上昇するか、どこまで下落するか(目標)

もしもこれらをあなたが知っていたとして、この状態でまだ足りないということです。

そこにダマシが入ります。

上昇すると見せかけて下落します。

下落するように見えたら上昇します。

これを見抜くことが勝つための必須条件です。

トレードしておられれば
上昇しそうな時に下落した経験は一度や二度じゃないはず。

それを見抜くことが必要なんです。


ダマシを見抜く方法3つ

見抜く

ダマシを見抜く方法は沢山あります。

時間

まずは時間。時間で分かります

もう、丸裸です。

時間帯を制覇するの項目を読んでおいてください。

相対性

次に、相対性で分かります

※市場の相対性…FXとCFDに特化した相関関係を利用したトレード戦略のこと

相対性を利用する逆に動くものを知る

そして
マーケットの雰囲気を感じるも読んでおいてください。

値位置

最後に、値位置で分かります

値位置についてはこの後で詳しく説明します。

※応用講座ではライントレードを教えるから最後まで続く話が値位置について。


この3つ(時間・相対性・値位置)でダマシは見抜くことが出来ます!

実はまだ足りませんが(笑)、今よりは分かるようになるでしょう。


ダマシが発生しやすいタイミング

それらを合わせると、「どれがダマシで、どれが本物か」が分かります。

例えばこんな具合に。

ドル円が下落し始めた。

上昇してきた分のほとんどを下落でつぶしてしまった・・。

時は22時54分。※夏時間

ドルインデックスがあるラインを突破して上昇し始めた。

ドル円は下落している。

もうすぐ0.236まで下落する。

23時にどうなる?

もう分かり切っています。確実に買うシーンです。何も知らなければ何も出来ません。


もちろん、もっと色々なものを見ますよ。

でも、条件が上の例だけだったら買うが正解。

※文章だけで分かりにくくて申し訳ありません。

ここで難しいのが、22時54分まで下落していること

なぜその後上昇するのかは、知っている人だけにしか分かりません。

こういう市場オープン前後のタイミング伸びる時間帯ではないタイミングにおいて、デイトレードレベルのダマシが多発しますので注意してください。

この例のダマシを回避できる理由。

ドルインデックスがラインを上ブレイクしているのにドル円が下落した。夏時間の22時54分は米国市場オープン後の押し目と考えられる。ドル円自体もフィボナッチの値位置に下落して来た。このラインを割れて終わらないなら、買い場となる。

つまりこれがダマシです

このダマシは時間戦略で分かります。

もちろん値位置(フィボナッチ)の知識も必要ですし、相対性(市場の相関)についても知っていなければ分かりません。

あくまでも一例に過ぎませんが、
ローソク足の最後、終値ではあるべき値位置にあろうとします。

だからこそ、最後のローソク足確定前のひと時というのは非常に重要なのですね。

そしてラインを割れないのなら次は反発を狙うべきですし、割れたのなら戻り売りを狙います。

ただ、ここまで細かいエントリー方法は勝ち方実戦編レベルの手法になってしまうので、このコースに参加されていなければ、まだ分からないかも知れません。

多くのトレーダーは、「これ」が分からないのです(笑)。

ローソク足の下髭と上髭でエントリーし、その後一方方向へ伸び続ける。

つまり、天井と底や押し目の髭の中で買う

それは不可能だと思われているかも知れません。

ですが、ほとんど毎日私はそうしています(笑)。

知っていれば出来る。

知らないから、分からない。

急に下落してきたら、ダマシだと言う・・。

分からないからと言って諦めるのではなく、
是非答えを知っておいてください。

値動きの多くには、そう動くための理由があります。

こうなったらこうなる、という理論があります。

この「理論」がとても重要です。


駆け引きの無料テキスト

ほら、もう騙されている

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相場は損をさせようとしていると知る

嫌になってきている可能性もありますが、それでもこういったことを言わないといけません。

申し訳ないですが、もう少し言わせてくださいね。

値動きは我々に儲けさせるために動いているのでしょうか?

違いますよね?


  •  原油はトレーダーが儲けるために高騰するのでしょうか。
  • ドルの価値は我々のために変動するのでしょうか。

違いますね。

価値が高まる、または低下することによって値が変動しています。

していますというか、していました、というのが正解かも知れません。

以前はそうだったかもしれませんね。

ですがいつからかトレーダーが利益を得るための動きをするようになりました。

ただし我々個人投資家ではなく、
もっと大口の機関投資家やディーラー連中がです。


ディーラー同士の戦いというものが有ります

どこどこの値位置で大量に買い大量に売り、という戦いをしています。

我々はその嵐のような値動きの中へ飛び込んで利益を出そうとしますが、

非常にちっぽけな存在です。

値段を動かすほどの資金もありませんし、
動きを読んで乗っかるしか方法はありません。


その戦いは当然、我々をも負かそうとします

 一人なら大した資金ではなくとも、
数十万人も合わせれば我々の資金量も「大した額」になります。

彼らはそこからも利益を得ようとします。

つまり、我々の損切りでさらに値が動き、彼らの利益になる

だからこそ、
値動きは我々個人投資家を負かそうとする動きになるのです。


損はしたくないですよね?

せっかくトレードをして勝ちたいと思っている、だから今こうして

学ぼうとしていらっしゃるわけですから、損はしたくないですよね?

勝ちたいはずです。

でも、なかなか勝てないからこうして読んでいるわけですよね。

または何か足りないと思い、足りない部分を補強しようとしている。

だから勉強しているわけですね。

勝つために必要な要素を幾つもお話ししてきました。

時間、値位置、相対性、雰囲気、ダマシ、資金管理、・・・

それらは一つ一つがどれも欠かせない要素です。

※もちろん、このような無料講座で教えられるレベルで足りるとは思っていません。本気であれば教材をご購入ください。

ですが、一つだけではだめです。

全てを統合して一つのスタイルへ落とし込む必要があります。


自分自身のトレードスタイルを作る。

自分に適したトレードスタイルを作り上げる必要があります。

そして自分のスタイルを一度決めたら、後は淡々と同じことを繰り返すだけ。※もちろん、検証した上で!

ラインを使えば、
かなり強力なトレードスタイルや戦略を組むことが出来ます。

ダマシを跳ね返すのに十分な、相場の理屈に沿ったものを教えていますから。


次回からはそんなライントレードの話です。

あくまで無料で教えられる範囲ですが、
おそらく目から鱗になるはず。お楽しみに!


ライントレードの前に、今日最後の項目があります

勝つ資格が無ければ勝てない!

トレードで勝つ資格が必要です
勝つ資格?

同じことを学んでも、勝てるようになる人といつまでも勝てない人がいます。

なぜでしょう。

センスが良いとか?頭が良い?

そうではないのです。

センスも頭の良さも「覚える」という意味ではもちろん必要ですが、
テクニックは「覚えてから」差が開きます。

何(なに)で差が開くか

忍耐力です。

そして、信じる事です。

つまり、『心』です。

性格とも言いましょうか、精神的なことです。

またまた~!と思われるかもしれませんが、これが実はとても重要な要素です。


私はあなた様の心を変えることは出来ませんので、それはあなた自身の問題です。

自分で解決するしかありません。

理論でダマシを騙し返す(笑)ことも出来ますが、それをやるにしても
胆力(たんりょく)が必要です

「胆力」(たんりょく)(辞書で調べてみてください)

気の小さい人には無理でしょう。

値動きは動く直前まで・・例えば1時間足のローソク足では1時間足が確定する直前まで「そうとは思えない動き」をする
この間の圧力や戻しに耐えられなければポジションは保持出来ません。

「ここから反発する、底になる」という理屈を教えたとしても
それでも、その瞬間に買えない人は買えないのです。

※性格が関係しているのでしょうが、押し目買いや天底の売買は人によっては勇気が要るのだと思う。

これは勇気とも言えますし、忍耐力とも言えます。

信じる力とも言えます。

「ここでこうなる」と知っていたとしても、それを信じる事が出来るかどうか? それが結果を分けています。

信じられないのであればもう無理でしょう(笑)。

怖くて買えないはず。

それは経験の積み重ねで「ホントだな」、と体で理解します。

なぜなら何度も、『やはりそうなったか!』と実際に見てきたから。

つまり自分の手法を信じることが大事!だから、信じられるようになるまで検証する。 

検証を自分の手で続けているかどうかが勝敗を分ける。

あなたの手法はあっちこっちにふらふらしていませんか?
自分自身を信じられるほど、
「自分はこれだ!」と決めなければいけません。

勇気が足りなくても、逃げ出したくても、怖くても「信じ続けるしかない」のです。

そのためには検証あるのみ

トレンド一つ獲るにしても値動きは上下しますから、
本気で信じていなければ途中で決済してしまう‥。

※人間には利益は早めに確保したくなる習性があるそうですよ。検証の話は一番最初の記事、登竜門で。

「上昇し続ける」のではなく、上昇の後には下落があります。

トレンドの終わりは急に訪れますが、その時も
「反転する!」という明確な根拠があっても‥眼にはただ上昇しているようにしか見えません…。

それでも、そこで反転するのです。
つまり急に下落します。

是非、理屈や自分が引いたラインを信じてください。

それがあなたに勝ちを拾ってくれます。

 


という事で、次回からラインのテクニックをお届けします→

ライントレードの種類からフィボナッチ、ギャンまでもう一度学んでみましょう。ラインが一番ダマシ回避に役立ちます。