フィボナッチ VS 水平線・ピボット(フィボナッチピボット)
ライントレードと言っても、種類は沢山あります。
一番簡単なものはトレンドラインや抵抗線・支持線と呼ばれる水平線。そして、ピボット(PIVOT)。
ピボットは本日の目標値を価格で表すラインなので、水平線の一種と呼べるかも知れませんね。
※「フィボナッチピボット」というものもありますので、普通のピボットとの違いも解説します。
スリースタータードットジェーピーが10年以上専門で教えて来たのは
フィボナッチとギャンのライン。
これらも横の線だったり、縦の線だったり、斜めの線なので普通のラインと重複しますよね。
※フィボナッチは聞いたことがあるのではないでしょうか。
どのラインも価格が反転したり、ブレイクしたら大きく伸びたりする値位置(または斜めのライン)を算出するために引きます。
では、どのラインが正確な値位置を出せて、値動きが反応するラインなのでしょうか?
何のツールを使えば良いのか?気になりませんか。
そこで、この記事では「水平線」「ピボット」と「フィボナッチ」を直近の値動きで比較しました。
水平線 VS フィボナッチ
なお、全ての対決においての判定基準は「伸びている相場が反転した」「押し目になった」「戻り売りポイントになった」の3点で比較を行います。
この基準にマッチする場合、
トレードにおいて、押し目買い戻り売りが出来る(または天底を取れる)ということになるため非常に有用だからです。
※「進行途中にラインがあってただ通り過ぎただけ」では値動きに機能しているとは言えないでしょう。それではあってもなくても同じです。
それでは早速どうぞ☆
水平線 Vs フィボナッチエクスパンションの対決!
フィボナッチエクスパンションをご存じない方は前の記事で書いたのでご参考にしてください。
上の図ですが、エクスパンションが赤、水平線が青で表示してあります。
今回はエクスパンションの方が機能しているようです。これは月足のユーロ円チャートなので、これまでの全ての値動きを表します。よって、この規模でも機能するということは相場においていかに重要な値位置なのかを意味していると言えるでしょう。
水平線は「前の高値安値にただ引く」というものですからこうなります。なお、0.618辺りの高値は「前の高値を越えたから伸びた」と考えることも出来ます。※ダウ理論による高値更新。水平線が機能したという事にはならない。
エクスパンションは「底や天井から3点に合わせて引くのが基本」なので、2番底が出来た時点で引き終わります。そしてその後引き直すことはありません。
つまり目分量や裁量で考えているわけではなく誰から見てもエクスパンションの引き方は一つ。だからこそ機能します。これがエクスパンションの、今回の勝因でしょう!
水平線 Vs フィボナッチリトレースメントの目標値
フィボナッチ手法「値動きのルール2」を知らない方は説明をご覧ください。
上の図(ナスダック100の1時間足)はフィボナッチを緑、水平線を青で表してあります。
今回は引き分け!天井と戻りの値位置はフィボナッチ(値動きのルール2)でしたが、押し目になったのは水平線(前の高値)。最後の下落が止まったところはどちらでもあったからです。
水平線は前の高値に毎回手動で引くことになります。
このフィボナッチの引き方は有料なのでここでは書けませんが、安値の時点で前もって分かっている値位置です。そのため、「早く機能する値位置を知る」という意味においてはフィボナッチが勝っています!
※高値が出来てから言っているわけではないのです。その高値自体(水平線に後ほどなるところ)が、そもそもフィボナッチなので(笑)。上の図の天井は安値の時点で最初から目標値の値位置だということ。
また、水平線は上のチャートのナスダックで高値にあれ以上ラインを引くことは決して出来ません。
なぜだと思われますか?
ナスダックの新高値だから。
前の高値安値にラインを引こうと思っても、前例がない史上最高値なので引けないのです。
よって引き分けと書きましたが、次の2点においてフィボナッチの勝ちと言えるでしょう。
- 安値の時点でどこまで行くかが分かっている
- 史上最高値でもラインが引ける
今回の対決についての補足
これを書いているのは2025年10月5日。大体の比較は短期足の直近の値動きで行っています。
※機能しているところを探して「さも上手く行く」かのうように(笑)表現している人もいますが、私はそういったことはしません。なぜなら、フィボナッチ(の法則)が常に機能していることを知っているからです。
直近においてもナスダック相場(上の図)でフィボナッチの目標値へ到達して、戻るべき値位置へ反落しました。
これが一昨日の夜のことですが、そうなることが分かっていたので、勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーサイトにあるグループ「逆張りアラート」で前もって教えておきました。
つまり上の図では天井になる値位置が前もって分かっていて、その後戻る値位置も分かっていました。
ただし、これは一般的に知られているレベルのフィボナッチの話ではありません。
有料にするほど貴重な私の手法「値動きのルール2」で引いた場合の話です。※当たり前ですよね(笑)。こんな手法をタダで教えてやるわけがありませんので。
フィボナッチの目標値についての解説
フィボナッチリトレースメントは値位置。
多くのトレーダーに意識されていて、機能する(実際に反発する)値位置は2種類あります。
- 水平線(過去の高値安値)
- フィボナッチのある値位置
過去の高値安値(水平線)の場合
過去の高値安値は当然ながら意識されます。
ダウ理論としての「切り上げ切り下げ」は当たり前のことながら、以前に跳ねた値位置は『次も跳ねるのでは?』と恐れられるから。
フィボナッチの場合
フィボナッチは割合です。
過去の高値安値から割り出される価格で、例えば38.2%戻ったところで買いが集まる。
いつものパターンなので、皆が買うのです。しかしそれだけではありません!
フィボナッチの目標値
上昇している時”ある値位置”をブレイクすると、
次のフィボナッチの値位置が「目標値」になります。
値が進むためには、基本的に「目標値」が必要です。
関連記事
水平線とダウ理論とフィボナッチについては別シリーズFIBO&GANNライントレードマニュアルの記事にも書いてあります。
フィボナッチの目標値とはどういうことか?
- まずは底入れの形を作る必要があり、
- トレンドが出た後は到達点へ向かって進む。
相場構成に沿って(1波から)底値から立ち上がり、目標値へ向かうのでトレンドになります。
その目標値は基本的にフィボナッチ。
そして「跳ねた価格」も(笑)フィボナッチだったりします。※押し目
「跳ねる値位置」と「到達する値位置」の両方を知っていれば、底値や押し目で買って伸びるまで放置出来ますよね。
これがフィボナッチを使ったトレード。だから私は天底をいとも簡単に取れます。※そもそも、その底もフィボナッチの下落目標値なので(笑)。
【なぜトレンドの目標値が必要?】
トレーダーはリスクリワード考えます。つまり、損切り位置と利食い位置がエントリー時に決まっているわけですが(出来る人は)、ということは伸びる前にもうどこまで行くかが決まっているのです。
大口がその値段に指値を入れているので。
ということでもう一つ。トレンドラインで買うのかフィボナッチで買うのかの比較をしておきます。
トレンドライン Vs フィボナッチチャネル
- トレンドラインは底と2番底、天井と2番天井に引いてあります。
- フィボナッチチャネルの(正しい)引き方は有料です。簡易的な話ならこちら
上の図ではトレンドラインが緑色、フィボナッチチャネルが青色です。
フィボナッチチャネルの勝ち!そもそもの方向性が分かることや、押し目の値位置がバッチリ決まっていますね。正しい引き方をすると大体いつもあの場所で跳ねています(笑)。
フィボナッチで目標値が出せる事をほとんどトレーダーがご存じない・・。
もしもあなたもそうだとしたら、動画コースへ参加して頂くと、詳しく教えています。1万円のアドバンス講座でも教えているくらい、目標値を算出するのは普通のことです。※個別の手法を、改めて最速で学べるようにまとめたコースがこれ
FX・CFDトレードの基本!
フィボナッチ×エリオット
フィボナッチを究める。
この目標値算出や天底の当て方がスリースタータードットジェーピーの得意とするところ!
フィボナッチはトレーダーの間の一種の暗号のようなもので、
「幾らで跳ねるか?どこまで進むか?」を教えてくれます。
なお、「フィボナッチ ファン・フィボナッチ チャネル」などは斜めのラインなので少し具合が異なります。斜めのラインはサポート(支持線)として使うのがベター。割れない限りトレンドは続きます。
斜めのラインと水平のライン。両方を引けるようになれば、もはや移動平均線すら要りません。
※上のチャネルの図などをご参照ください
目標値が無いトレーダーの末路
リスクリワードの良い、期待の高いところで売買をします。つまり、損切り位置と利食い位置をエントリー時に設定するのに、利食い位置が分からないでは(笑)
話にならないですよね?
- エントリー時に損切り利食いを設定しない→リスクリワードが適当→トレードルールを作れない
- トレードルールを作れない→場当たり的な売買になる→トレードが安定しない
- トレードが安定しない→損切り貧乏になるか、大損する
つまり、目標値を出せないトレーダーはこの道を辿ることになります。
※トレンドの目標値とは何かはこの上に書いてありますので読んでみてください
ピボット VS デイトレード手法
この日のピボットでは、水平線のところと同じ値位置しか算出が出来ておらず戻りの値位置も出ていないため、ややフィボナッチの勝ちと言えます。簡単に勝ちすぎてつまらないので次からが本格的な対決とします。
続いて、違うシーンでの対決を行いました。
デイリーピボット Vs 月の目標値(これもフィボナッチ) 1回戦目
「月の目標値」という手法をご存じない方は著書極意書、勝ち方実戦編リマスターコースなどをご覧ください。
上の図では、デイリーピボットがオレンジ、月の目標値が青で表されています。
月の目標値(私の手法、フィボナッチ)の圧倒的な勝利!持ち合いエリアが分かれば上下に売買可能でライン丁度で反転しているので。デイリーピボットは反応していない天底が多すぎる。
マンスリーピボット Vs 月の目標値 2回戦目
マンスリーピボットも、デイリーピボットと同じようなもので「前月の高値安値から割り出した数値で今日の買い場・売り場を割り出せるインジケーター」です。※ピボットの詳しい説明は後で行います。
この月、分かりやすく2つのターゲットがあったとします。
- 月の目標値は第一ターゲットに到達し戻り、第二ターゲットに大体到達し月末。
- 翌月に割れてはいけないラインを割れて下落しました。※翌月なので厳密には機能したと言えない
これと同じシーンのマンスリーピボット。

- マンスリーピボットは第一ターゲットに到達し下落。※第一ターゲットはほぼ同じ値位置だった
- 第一ターゲットに到達した後の、下落した値位置はマンスリーピボットでは分からなかった。
- 第二ターゲットには月内には到達せず、翌月に到達。
上の図ではマンスリーピボットが緑、月の目標値が青で表されています。
圧倒的に月の目標値の勝利!
これらの対決では
マンスリーピボット 対 月の目標値(これもフィボナッチ)と、デイリーピボット 対 月の目標値を比較しました。
- 「月の目標値」は著書の極意書または、勝ち方実戦編リマスターコースなどで教えています。
- ピボットは前日の高値安値から割り出した数値で、今日の買い場・売り場を割り出せる指標です。
私はこのpivotという指標(インジケーター)は確実性が無いと考えていますのでお勧めはしません。しかし、使っているトレーダーは多く、それなりに機能します。
私がピボットを勧めない理由はスリースタータードットジェーピーの「デイトレード手法」の方が優秀だから。
デイトレード手法というのが上の「月の目標値」の元版の手法です。
最初がデイトレード(日の目標値)→週の目標値→月の目標値→年の目標値へと進化しました。
デイトレード手法が学べるコース
デイトレード手法(日と週の目標値を突き詰めた専門コース)は「デイトレードマスターコース」などで学べます。
そして、より専門的な深い内容と月・年の目標値については「勝ち方実戦編」で学ぶことが出来ます。※勝ち方実戦編は最上位プラン。一番凄い手法がまとまっています。
フィボナッチピボットもある
紹介しないと言いましたが、変わり種で
フィボナッチピボットというものもあります。
一応守備範囲という事で(笑)こちらと私のデイトレード手法を比べてみます。
このインジケーターを使うには、Tradingviewで
「fibo pivot points alerts」または「fibonacci pivot points alerts」と検索して頂ければ出て来ます。
フィボナッチピボットのコツ
このインジケーターを使う時は、デイリー(日)よりもウィーク(週)で使ってやると大きな反転を狙えます!
『year(年)にした時にS&P500の天井を捉えた!』というもの。天井になったのは凄いですね!
この図は「テクニカルnote Vo.27 フィボナッチピボットの使い方」のワンシーンです。
※フィボナッチピボットが一番機能したシーンのキャプチャ。
フィボナッチピボットと普通のピボットの違い
フィボナッチピボットはフィボナッチの数値をピボットに掛けた(×)ものです。ただし少し計算式は違うので、詳しくはこの下のタブを開いてご覧ください。
P=(前日の高値+先日の安値+前日の終値)÷3
R1 P+(前日の高値-前日の安値)×0.382
S1 P-(前日の高値-前日の安値)×0.382
上がR、下がS。プラスマイナスが違う。
使い方
- 「P」から「R1~R3」へ買う。そして「S1~S3」へ売る。
- それぞれのラインで反転したのを確認したら逆張りするか、
- ラインブレイクで次のラインまで買う。
フィボナッチピボットの注意点
次の3つがフィボナッチピボットだけでなく、(普通の)ピボットも同様の売買方法です。
- Pを中心として上下に進む方向へ買う。→あまり狙えません
- レジスタンス・サポートのR1・S1などの反転を狙う。→狙えます
- R1・S1などのブレイクを狙う。→狙えます
Pが中心と書きましたが、Pには来ないことがあります(笑)。
デイトレード手法(日の目標値)の場合
ピボットに似たラインで「日の目標値」というフィボナッチ手法があります。※デイトレードマスターコースなどで手法は学べます。
スリースタータードットジェーピーで教えている
デイトレード手法では、ほぼ必ず毎日~毎年Pにあたる値位置に来ます。
- デイトレード手法では中心から上下へ買い、的確に利食い出来る。
- ピボットの場合はPを待っていると買い逃す可能性があるので注意。
デイトレード手法をご紹介したので、図を載せておきます。この手法を利用したインジケーターがあります。
大体こんなイメージです。
反転する精度の高さと目標値の精度の高さがピボットよりも優れており、かつ
ほぼ毎日これらのラインによって相場が動いています。
※使ってみたら分かります(笑)。
このインジケーターはこちら!
以上が水平線VSフィボナッチ、ピボットVSフィボナッチでした。
直近の値動きで、かなり平等に評価させて頂きました。結果、フィボナッチは凄すぎましたね(笑)。
おまけ対決(月の目標値と水平線)
月の目標値は持ち合いが分かると書きましたが、水平線は前の高値安値に合わせて引くものなので、こうやって同じような値位置になることがありますね。
ただ、「なんか、この値位置が何度も跳ねているからここに引けば良いのかな?・・」という感じで引いていませんか?
多分そういう人は多いです。
実は、その値位置が何度も反応している理由はフィボナッチがあるからなんですよね(笑)。
上の枠の持ち合いエリアや目標値などが見えていた方が有利なんじゃないかなと、個人的には思いますね。
余談でした。
「投資の基礎はタダで学べコース(クラシック)」にはかなり多くの役に立つ内容が記載されています。
今すぐ登録して順番に進めるならこちら→
※「投資の基礎はタダで学べ」は2013年から計2000名以上が参加されたトレードの基礎を習得出来るプログラムです。
ローソク足と相場構成を考える
指標(インジケーター)の取引ばかりをしていると、その場限りの『出たとこ任せ』のような取引ばかりになってしまいがち。
ローソク足をきちんと見て相場構成も見ましょう。
※ローソク足の話は基礎講座の「時間軸とローソク足」へ
ダウ理論も重要です
ダウ理論だけでなく、相場構成を考えるためにエリオット波動原理も覚えておきましょう。
※ダウ理論・エリオット波動原理は基礎講座「ダウ理論」へ
インジケーターを捨てる
インジケーターの多くは「値段を平均化したもの」。
平均値は現在の値動きを「正確に」は表現してくれません。
正確でないものでエントリーしようとすれば、そのタイミングは「随分値動きが進んだ後」になってしまいます。
高値掴みになってしまうのは、遅いから。
ライントレードなら重要な値位置を越えた時点で入れる
ライントレードなら重要な値位置を越えた時点で入れるので、エントリーポイントが正確かつ早くなります!
ラインをブレイクして、「値動きが確定した瞬間」というのはもっと前にあります。
- 平均値より上に行かないと買えない移動平均線
- 安値圏でトレンド転換した時点でエントリー出来るライントレード
どちらが良い値段で買えるかはご理解頂けるでしょう。
インジケーターで分かるのは傾向だけ
インジケーターは傾向を知るのに適したツールです。ざっと方向性を把握したい時に役立ちます。
- しかし「下落傾向」は、次も下落することを保証しているものではない
- 「上昇傾向」は次も上昇することを保証しない
しっかりと値動きを読み解くためには、ラインを勉強しましょう!
オシレーターを使って逆張りをする時は注意!
- RSIが行き過ぎたからと言って、必ず戻るわけではない
- RSIで逆張りをし続けたら、延々と損失だけが膨らむ・・
例えばそういうことです。
逆張りは基本的に「値位置」で行うのが吉。跳ねるのはその値段で誰かが買うから。決してRSIが行き過ぎたからではありません。
ですので、インジケーターは「傾向」を見るだけに留めておいてください。
※オシレーターの話は基礎講座の逆張り向きな指標へ」
以上、簡単にまとめておきました。
だからこそ、ライントレードやフィボナッチが利用されているのです。
トレードで重要な要素【まとめ】
ラインは重要です。でもトレードで重要な要素はそれだけではありません。
トレード応用講座では、今まで様々な事をお話ししてきました。
資金管理、相対性、時間帯、そして駆け引き。それから、経済指標も重要です。
例えばFXでは各国の重要な指標発表前に上下したりします。
経済指標の内容よりも発表がある事による「期待」が重要視されると私は考えています。
一番お勧めなのは経済指標の発表を見越してエントリーしておくという方法。
発表中や発表後は突発的な値動きがあり、瞬時にエントリーする事が難しいかも知れませんが
発表前であれば期待で値が進む事があります。
※数日前などに期待を買ったのであれば、当日利食いします(なので伸びすぎていた相場は指標発表で戻ることが多い)。
トレードで重要な要素6つ
- ローソク足や、トレンドライン、水平線という基本
- ポジションコントロール。資金管理
- 他市場の方向性やラインブレイクの有無
- 伸びる時間と 伸びない時間の違い
- 経済指標の有無とその時の対応を考えておくこと
- 駆け引き
全て、トレードの基礎として学んでおくべき内容です。
この6つの要素について十分に考えておいてください。
ここまで理解してもらえたら、長い間この「投資の基礎はタダで学べコース」をお届けしてきた意味があります!
とはいえ面白いのは値動き!
フィボナッチを使ったトレードが如何に面白いか。いずれ気が付かれるはず。
この後の講義では、フィボナッチで読み解くライントレードの「美しさ」をお見せします。
圧倒的に鮮やかなトレード。
ドンピシャ!という名にふさわしい読みを可能にするのがフィボナッチです。
その動画を下でご覧になれます。
※ただ美しいだけではなく利益が出る「一つのやり方」を具体的にお伝えします。
フィボナッチの神秘
値動きを「正確に表す」数値がフィボナッチ。
私がなぜ、これほどまでにフィボナッチフィボナッチとうるさい(笑)のか。
フィボナッチをよく知っているのと、まるで知らないのとでは相場への理解が180度違ってくるからです。
- なぜその値段へ上昇する?
- なぜここで下落するのか?
実はそれが、あなたが「理不尽な変動」で負けてしまう時の理由です。
単純な仕組みを単に知らないだけ。
知れば?
・・・(笑)。
フィボナッチを深く知れば、勝てる確率を極めて高めてくれます。
このラインを出さなければ見えない理由。
私はこの事をどうにか伝えたくて、スリースタータードットジェーピーの事業を始めました。この文章をここまで読んでくれているあなたには、一つ勝つための理屈をお伝えします。
次の動画を視聴して、その下の文を読んで頂くと
「勝つべくして勝つ」というのがどういうことなのか?
理解出来るでしょう。
フィボナッチの使い方 how to use fibonacci
この動画のやり方については、この下に書いてあります。
フィボナッチで最も覚える必要がある5つの数字
フィボナッチを使って利益を上げるためにまずは、この5つのラインを知っておいてください。
- 0.236
- 0.382
- 0.500
- 0.618
- 0.764
覚えてください。
完全に。
いつでも答えられるくらいに覚えておいてください。
この数値を覚えるだけで勝てるようになります。
正確には覚えるだけではダメですが、覚えていなければ話にもなりません。
5つのラインだけを使って永遠に勝ち続ける方法
覚えて頂けましたでしょうか。
であれば、もう大丈夫です。まずはここから始めましょう!
- あなたがもし今、全然勝てなくて困っている
- または、スランプに陥っている
- 始めたばかりで、何から手を付けて良いのか解らない
という場合にはこの5つから始めてください。
調子が悪い時にも常にここへ戻って来てくださいね。これが基本です。
簡単な!やり方
普段トレードしている時間軸で結構です。
その中には山がいくつもあると思いますが、その頂点(天井)と底を見つけてください。
上の写真を参考に。
この時もしも、デフォルトで0.236と0.764が無ければ足してください。
よくこの2つのラインを省いてあるフィボナッチの説明を目に掛けますが、それは『嘘』です。
間違いです。
絶対です。
そうしないのならば、フィボナッチでトレードすることは諦めてください。
良いですか。絶対です。
このラインを足せないようなチャートであれば、使うことはやめてください。
証券口座も解約して、他社を使うようにしましょう。
※十数年以上もフィボナッチを専門で教えて来た私が言っているので、間違いはありません。100%足した方が良いです。
簡単な手法を伝授!
これからお話しすることは、スリースタータードットジェーピーで2012年、最初に販売した
『史上最も簡単で、最も正確な読みの出来る(値位置に対して)CFDとFXの取引方法』の一部に非常に近い内容です。
教材では相当詳しくお話ししましたが、ここでは2つだけポイントをお話ししましょう。
教材の一部に似ていますが、少し違うそのポイント。
動きは初めから決まっている
先ほどと違うチャートですが、これはドル円の下落相場です。
見にくいですが、フィボナッチを天井(頂点)から底へ引いてあります。
①下落相場である事を確認する
これは下落相場です。上昇相場ではありません。
下落相場の定義はダウ理論の項目でやりました。高値安値が切り下がっている事を確認します。
※この場合、上位足が1時間足なら4時間足、4時間足なら日足など。上位足の方向も合っていると良い。
②ピッタリ天底に合わせてフィボナッチリトレースメントを引く
最初は『天井から底へ』引いてください。
どちらでも実は良いのですが、とりあえずそうします。
天井から底へフィボナッチを引く。
そうしたら、上から
0.764
0.618
0.500
0.382
0.236
になるはずです。
上の図のMT4の場合。Tradingviewでは逆向きになることがあります。
③0.764まで待って売る
下落相場でこのように引いたなら、
0.764まで来るのを待ってから売ってください。
④利食いは0.618か0.5へ到達したら行う
最初は、利食いは0.618か0.500に当たったら利食いするようにしてください。
それ以上待てなくて、変なところで決済してしまうかもしれないからです。
※有料の教材ではそこで利食うことはありませんが、何も教えていない状態では勝率を高めるためにそのようにお伝えしておきます。
ただこれだけをやってください。
それで勝てます。
⑤注意点が幾つかあります
- 上昇相場ではない
- 上昇が伸び切った感がある
- 0.764に来なかったら諦める
- 損切りを天井より上に置く
- 利食いを0.500までに留める
以上が注意点です。
※なお、売買結果に責任は負いかねますので予めご了承ください。
別のシーンでも確認!
これは、また別の日の「売りタイミング」の写真です。同じドル円の下落相場。
今度は赤いラインに変えましたが、同じく0.764で下落しています。今回は少しはみ出したものの、やはり0.764へ戻ってから目標の0.5まで下落しました。
なぜこれで勝てるか
トレードは勝率の高い方法を繰り返し行うか、損失よりも利益を多く出して損小利大に傾けていくゲームです。
※勝率を高めるか、利幅を多く出すか。
この0.764での売りエントリーで負けることがあるとすると、高値更新のみ。
勝つ時は2つあります
- 持ち合い相場だった時
- 下落相場だった時
では、上昇相場ではない相場展開で売りエントリーをして
高値を越える確率と、持ち合いや下落して行く確率はどちらが高いでしょうか?
もし確率がイーブンだったとしても
- 上に行く
- 真ん中へ戻る
- 下へ行く
この3つです。
上に行かない確率は3分の2です。
では、それを繰り返した時に勝つ確率は?
3分の2です。
ましてや、あなたは上昇相場ではないと判断しているから売っています。
この判断が間違っていない限り、高値更新はしないはず。
勝つべくして勝つとはこういうことです。
あなたに必要なものは何でしょうか?
もしこれだけで勝てるとしたら、あなたに本当に必要なものは何でしょうか。
移動平均線でしょうか。RSIでしょうか。ボリンジャーバンドでしょうか。ATRでしょうか。CCIでしょうか。MACDでしょうか。
それとも、フィボナッチでしょうか。
値幅計算について
この場合の値幅計算についてお話しします。
毎回、0.5で利食いをして損切りは1である天井の少し上に置いた場合で、値幅は天井から底までを100%として考えたのであれば、
23.6%~26.4%ですからおよそイーブン(同じ)。
つまり、「高値更新をするか、半分まで戻るか」の勝負を仕掛けていますが、
勝率が50%を越えればあなたのお金は増え続けます。
そして、あなたの『上昇相場ではない』という判断さえ間違っていなければ値動きは下へ行きます。
持ち合いであれば当然真ん中へは戻りますし、下落するのであればそれよりも下へ行きますね?
※高値を越えた場合のみ負ける。
確率は先ほど言った通り、3分の2の確率で勝ちます。
そうであれば、あなたのお金は増え続けるはずです。
違いますか?
あなたが知らないのが問題
先ほどご説明した手法はご存知でしたでしょうか?
このサイトに出会う前、
下落相場ではただ0.764で売っていさえすれば良いという事を知っていましたか?
非常に単純な話です。
ここで問題なのは
この事を知っていれば勝てるし、知らなければみすみす勝機を逃してしまうということ。
この世界は重要な情報は常に伏せられています。
特に投機の世界は、「負ける人が多く居て初めて成り立つ」世界です。
あなたはたったこれだけのことで、少なくとも負け組からは卒業です。
だからこのページはパスワード保護が掛かっているのです。(笑)
→が、この度公開してしまいました。十数年ぶりに。
しかし黙っていてください。
もし知れ渡ったら?
その時はこの手が通用しなくなるだけです。
つまり、あなたが今日このページを読んだことは無意味になります。
私が持っている手はもちろん、これだけではありません。
30手以上持っています。
だから私は困りませんが、困るのはこの手だけを使って勝っている会員様です。
だから黙っていましょう。
※このサイト自体を宣伝して下さるのは構いませんが、嬉しく思いますが応用講座の内容は黙っていてください。
メール登録や講座への登録をする勇気のある人数は限られていますので、その程度の人数は大丈夫です(笑)。
そしてあなたは検証して、試してみてください。
重要なのはこれから検証作業を実際にやってみること。
デモトレードまたは、過去チャートで検証、もしくは検証ソフトを使って。
(tradingviewでも過去チャートを再生しながら簡易的な検証は出来ますよ)
やらなければ、今日
今この記事を読んだことは全くの無意味になります。
では今日はこれで終わりです。
もう1つの売買ポイント
そうそう。
2つポイントを、と言いましたがもう1つの売買ポイントは上昇相場です。
これだけをやっている方が下手にごちゃごちゃと考えるよりもマシです。
是非お役立て頂ければ嬉しく思います。
この動画は「ダウ理論とフィボナッチの関係性」を学んで頂くために作成しました。
一番単純な使い方はこんな感じ。
実際にはもっとハイレベルな使い方をします。あくまで参考程度に留めてください。
※なお、無料講座で教えている知識だけでトレードをして行こうとは決して思わないでください。この講座は基礎知識を付けて頂くために開催しています。
基礎だけで勝ち続けられるほど甘い世界ではありません(この話は「ウソとホントを考える」で書きました)。
驚くほど機能するライン
実際にやってみれば分かりますが、あなたが思っている以上にフィボナッチは機能します。
驚くほど勝ち続けるでしょう。
詳しくは『史上最も簡単で、最も正確な読みの出来る(値位置に対する)CFDとFXの取引方法』を手にしてください。上の動画の手法の有料版です。これだけで持ち合いにも対応出来ます。
※教材ではたとえ今回と同じ「0.764」で売った場合にも、エグジットポイントは異なります。この講座でお伝えしたのは、簡単な手法さらに簡単にした方法(笑)です。
実際は0.764ではなくエリアで考えますし、売るタイミングもあります。詳しくは動画でご説明していますのでもしも本気であれば、手にしてください。これが一番、簡単です。
フィボナッチを学習する取っ掛かりとして相応しい5000円の動画。これだけでもフィボナッチトレーディングのスタートは切れるはず。
なお、教えているトレード手法はまだまだ沢山あります。
次の「ギャンの神秘」の話でトレード応用講座は終わりです→
私が専門として教えているのがギャンのツール。詳しくは応用講座の最後でご覧ください。
ギャンは美しい・・本当のトレンドライン
例えばこれはギャンファンですが、
きちんと引くとここまで完璧にフィットします。
ギャンファンは「本当のトレンドライン」とも言われます。ただし、引き方と使い方を覚える必要があり、そのため多くのトレーダーは使えていません。
この動き、毎度おなじみのパターンで、買うところ売るところが決まり切っています。
もし、ギャンファンを知らなかったら・・・。
と思うと、 ぞっとします(笑)。
ご紹介した手法
もっと詳しい話は「勝ち方実戦編」で学べます。※これが最上位プラン!
「MT4&MT5&Tradingview仕込みテンプレート3S」
※3Sは日~年の目標値が何もしなくても自動的にチャート上に表示されるというもの。
『史上最も簡単で、最も正確な読みの出来る(値位置に対する)CFDとFXの取引方法』は最後に説明した簡単な手法です。
