順張りのコツ
順張りのコツ【原則】
トレードの基本は順張りです。
マーケットはいつも「ある目標値」へ向けて進みます。
値が下がってもサポートラインで上昇し、強引にでもそこまでは何とか到達しようとするのです。
もしも株価指数で、ちょっと下がったからと言って売りポジションを保有したままにしていたら…。
それが下落トレンドではなかった場合は大変です!
じわじわ、じわじわと小幅に戻したな!
そう思っていたらいつの間にか大きなマイナスを生む事になります。
だからと言って、ただ買っておけば良いというものでもありません。
特に下落相場では「いつか上がるだろう」という憶測はご法度(ごはっと)。
いつまでもいつまでも下落し続け、追証(おいしょう)金に次ぐ追証金。
いわゆる塩漬け、ぬか漬け、古漬け(笑)になってしまいます。
ではどうしたら良いのか?
原則的には、トレンド方向にポジションを持つだけで良いのです。
ただし、厳密なルールに則って。
それは損切りをするラインのこと。
「どのラインを割れたら撤退するのか?」を明確にしておく必要があります。
もしも欲と恐怖に負けて、それを守れないのなら・・・
順張りのイロハ
順張りのコツ1 まずは保有期間ごとのトレーダーの種類を知る
最初に、保有する期間によって呼び名が変わるトレーダーの種類をご説明します。
- ポジショントレード(ポジショントレーダー、長期トレーダー) 半年~数年以上
- スイングトレード(スイングトレーダー) 2週間程度が目安
- デイトレード(デイトレーダー) 1日※5分足などでトレンドを追う事が可能
スキャルピングだとトレンドを追っているとも言えないような気がしますので(笑)、この位でしょう。
ポジショントレーダーの保有期間も、人によって捉え方は異なるはず。
数か月~数年保有したままなら、あなたはポジショントレーダーかも?
スイングトレードは、数日~1か月以上と幅広いですよね。なぜなら、それ以下はデイトレードだから。
- スイングトレードは平均2週間程度と私は位置付けています。最小値と最大値を考えたら数日~1か月くらい。
- デイトレードはその日に売買を終える、持ち越しても翌日~1週間以内には決済する事が多い。
結局人それぞれ
私自身は時間を利用したトレードを得意としています。例えば、日本市場・欧州市場でトレードをして終わるという事も度々あり、1日20~50PIPS程度取って終わる事も多いですね。
基本はデイトレードなのですが、1週間程度保有するつもりの売買をまずは考えます。流れに乗れそうな値動きを週末などに分析して、その流れの中でデイトレードを行うという感じです。その方が間違えないから。
もちろんこれは人それぞれ。
ただし、翌日に持ち越す場合、FXではスワップポイント、CFDではオーバーナイト金利が掛かる事があるので注意してください。
「CFDのコスト」については次にまとめておきました。
CFDとは何か。取引コスト(スワップ)と証券会社による違い
期間ごとに口座を分けるメリット
まず、スイングトレードの口座で4時間足以上の流れを追っているとします。
スイングトレードは損切り幅も大きくなりますから、枚数は必然的にデイトレードより小さなものになります。
しかし、
長期の流れが把握出来るのでデイトレードをする時にも方向性を間違えにくくなり、
短期売買にも良い効果を生み出すのです。
上位足の方向に沿って売買するというのが短期トレードでも基本。
その方が値幅は簡単に得られます。
小さ過ぎる損切り幅でスイングトレードをしようとか、例えば「5PIPSの損切り幅で100PIPS狙う」というのはなかなか厳しいので、
リスクリワード1:1.5~1:5辺りを目安にした方が無難だと考えています。
10PIPS位の損切り幅まで引き付けて買って、15PIPS~50IPSを狙うイメージです。
また、話は変わりますがデイトレードを毎日やろうとしない、というのも覚えておいて欲しい事の一つです。
毎日トレードすると、あまり宜しくない値動きにも出くわします。
やりにくい時というのは、そもそもの流れを分かっていない時!
今週の値動きや、今月の値動きの想定がある程度出来ていれば、デイトレードでやるべき値位置やタイミングが掴みやすい。
分かった時だけやってみる。
そんな感じで、デイトレードはOK。
スイングトレードをしながら短期トレードのチャンスを探している。
このイメージでいれば無駄な損失を生みにくくなります。
そのためには取引口座をデイトレード用とスイングトレード用に分けて、期間を一つに絞らずに相場と向き合うのが多良いのではないでしょうか。
または、スイングトレードをやらなかったとしても今週の流れくらいは週末に考えてみましょう!
これも人それぞれですが、あくまで私個人のお勧めです。
つまらない話だったので次へ行きましょう!
デイトレード、スイングトレードのまとめ
その前にまとめ。
私自身はデイトレーダーでした。
次のコラム「デイトレードのコツ」でその話は読めます。
しかしながら、
今現在はどちらかと言うとスイングトレードを中心に展開しています。
という感じです。
目標値に付いたら利食いするので
「結果としてデイトレードになった、結果としてスイングトレードになった」これが正直なところ。
予定していた値幅が出たら利食いするし、戻り過ぎたら損切りする。
私はただそれだけです。
※だから、実際のところスイングもポジショントレードもくそもない(笑)。リアルはそうです。
スイングトレードをしながら短期トレードのチャンスを探している。
このイメージでいれば無駄な損失を生みにくくなります。
デイトレードをしたいという方も、長期分析から始めて「流れの中の一部を取る」という意識で行うと成績アップが望めます。
そのためには取引口座をスイング用・デイトレード用に分けるのもあり〇。
もしもスイングトレードをやらなかったとしても、来週の流れ程度は週末に考えてみましょう!
注意点
保有期間とは別に「順張り・逆張り」という位置付けがあります。
例;長期で順張りする、短期のデイトレードで逆張りする、など。
※長期での逆張りも可能ですが、長期はさすがに順張りが有利(笑)。
トレーダーの種類まとめ
保有する期間によって呼び名が変わるトレーダーの種類を3つ覚えておこう。
- ポジショントレード(ポジショントレーダー)(長期)
※順張り推奨 - スイングトレード(スイングトレーダー)(短期~中期)
※順張り・逆張り可 - デイトレード(デイトレーダー)(短期)
※順張り・逆張り可
「チャンスになりそうなポイントを探しておいて、エントリータイミングまで待つ」
などの対策をして大きな流れを間違えないようにしよう!
順張りとは※利食い損ね解消
順張りのコツ2 とりあえず買って持っておく
大局に従い、些末な戻りは気にしない。それが順張りです。値が伸びている方向へポジションを持つだけ。
しかし、それだけで本当に勝てるのでしょうか?
順張りとはいえ、利食い目標値は必要!
チャートはどこまでも延々と伸びるようで、そうではありません。
目標値へ到達しては戻り、戻りの目標値を達成してはまた伸びる。
だから山と谷がありますよね。
押し目はさらに短期の時間軸で見ると下落トレンドに見えたりもします。
- 伸び切ったところで短期トレーダーは利食いする
- すると、しばらく下落する
- 下落し出すと今度は、(短期トレーダーは)売りを入れる
- その売りポジションが利食いになると、再度トレンド方向へ上昇を開始する!
※4の利食いは、短期の逆張りトレーダーの損切りの場合もある
※1の利食いで長期トレーダーも利食いすると大きな下落になる
結果として、一方方向へ進むわけではなく山と谷が出来ます。
- 短期トレーダーと長期トレーダーがどこかで利食いするから戻る(これが谷)。
- 谷へ向かって行った売りポジションを解除すると、上昇トレンドが再開する(また山が出来る)。
これが分かっていると、短期と長期の目標値ごとにトレードが出来るのですが、そうでない場合。
目標値が分からない場合は、とりあえず持っておくしかありません。
よく聞くのは「一旦利益になったけど、戻って来て最後は損切りした」という話です。
利食い損ねる可能性も加味して、損切りはもちろんのこと、利食いもある程度目安を付けておく必要があります。
利食い目標を設定しておくという事です。
例えば、「デイトレードで300PIPS取ろう」などと考える人はいないと思いますが(笑)、なぜこの考え方が無謀なのでしょう。
一日の中で伸びる値幅の目安があるから。
およそのボラティリティ(値幅の大きさ)を理解していれば、FXなどで一日で300PIPSはレアケースであるとお分かり頂けると思います。
※デイトレードなのに300PIPSを狙っていたら、当然のことながら戻って来て損切りになります。
では今日、どこまで伸びるのでしょう?
今日はどこまで行くか?これを「日の目標値」と言います。
日の目標値は有名なところでピボットや、
私が開発したものでは「極み」「仕込み」と呼んでいる手法があります。
※詳しくは「勝ち方実戦編」サンプルページのLESSON22デモ動画をご覧下さい。
言うまでもなく(笑)私の手法の方が正確に今日の目標値が分かります。
※既存のものより精度が低いものを作っても仕方ない。
目標値が分かっていない場合や
ボラティリティを間違えていると、
せっかく伸びたものが戻って来て損切りになります。
よって、「よく伸びればこの値位置」「一旦ポジションを軽くしておくべき」という値位置まで保有すれば良い。
この方法であれば特に難しくもないのでオススメです。
なぜならもう決まっているから。
『どこそこに水平線が引ける。感性で!(笑)経験で分かるでしょ。』というトレードだと、感性で値動きが分かるまでにどの位の時間が掛かるか分かりません。人によってはその領域には到達しないかも知れません。
センスが求められます。
しかし、日ごとに決まった目標値があれば
「買うべき値位置から買って、利食いすべき値位置で利食いする」だけなので簡単です。
この「日の目標値」は、感性や裁量ではありません。
本当に決まっているのです。
日だけではなく、週も月も、利食いポイントは決まっています。
あなたがご存じかどうかは分かりませんが、
「今日どこまで行くか?」という目標値は前日までに決まっています。
なので、難易度はぐっと下がる。
「今どの辺りまで値が進んでいるのか」も一目瞭然になります。
その値位置こそがダマシに使われてしまう水平線(以前の高値安値に引いただけのライン)とは
難易度も正確さも段違いというわけです。
週や月にも目標値はあります。
これらを利用すると、スイングトレードでもポジショントレードでも同じように
「買うべき値位置から、利食いすべき目標値までポジションを持つ」事が可能になります。
エントリーしたら利食いを(指値で)設定して、損切りも決まった値位置に(逆指値を)設定しておくだけ。
基本的には、
今日・今週・今月の流れや目標値を見ておいて、重要な値位置へ到達したら利食いする。
こんな感じです。
ポイント
- 感性や裁量が必要な手法ではトレードの難易度は高くなる=成功しにくい。
- 利食い目標がないと「最終的に戻って損切り」という事態を招く事になる。
- 何かしらの利食い目標値を持っておくべし!
P.S.ちなみに、今さらっと書いたこの手法。
10年以上トレードを教えて来て、一番感謝のメールを頂くテクニックです。
続いては「順張りと逆張りの差」です。
こちらもチェック!
「日~年の目標値」「仕込み」については
勝ち方実戦編リマスターコースまたはデイトレードマスターコースのサンプル動画をご覧下さい。
順張りと逆張りの差※塩漬け解消
順張りのコツ 3 順張りで気を付けるべき点
安易な考えでトレードに手を出すトレーダーがやってしまいがちなのがこれ
前回までのあらすじ
- ポジショントレード(ポジショントレーダー)
- スイングトレード(スイングトレーダー)
- デイトレード(デイトレーダー)
とスキャルピングがあり、スイングトレード以上とデイトレード以下では口座を分けておいた方が良いという話でした。
「スイングはやった方が良い。なぜなら短期の方向も間違えにくくなるから!」という話もしましたね。これが第1話。
- 感性や裁量が必要な手法になればなるほど、トレードの難易度は高くなる=成功しにくい。
- 順張りでも利食い目標値がなければ、最終的に戻り、利食いし損ねるという事態を招く事に。
- 実際の相場でよく機能する、何かしらの利食い目標値は持っておくべし!
「順張りとは言え、目標値は必要」という話が第2話でした。
利食い出来ずに、最終的に損失になるケースの対処法
今回は、「目標値で利食い出来ずに、戻って来て、最終的に損失になった時の対処法」です。
一番やってはいけないのが、損切りを置かずに買って(利食いも置かずに・・・)
最終的に戻って来て塩漬けになってしまう事。
塩漬けのご経験はありますか?
大前提として、利益が出る方向へポジションを持つ必要があります。まあ、これは当たり前ですが
「一旦利益になった・利益が出る予定」のポジションを手放すのは惜しいですよね。
そう。あなたが買った場所は(きっと)正しかったのです!
ただ、欲を出し過ぎて利食いし損ねてしまった・・。
それだけの事だと思いましょう!
あなたは間違っていないし、正しい。
素晴らしい。
・・・
損切り出来ないトレーダーというのは、自意識が高すぎるので、私にはそうやって慰めてあげる事くらいしか出来ません。申し訳ありませんが。
次へ行きましょう!
順張りならまだしも逆張りでは絶対に塩漬けはやめて下さい。
順張りしかしない、という方であればまだ「損切りもせずに、本流に乗るのを待つ」というトレードも、もしかしたら・・?
時には・・運が良ければ成功する可能性があるかも?(笑)知れません。
ただし、逆張りトレーダーは絶対にやめて下さい。
なぜなら、逆張りというものは特に
「逆へ張っている」わけですから、利食いしなければほぼ確実に損切りになります。
逆行した時に、損切りしなければ自分のポジションと逆方向へのトレンドに飲み込まれます。
引き付けてから買うので、逆張りでは枚数を膨らませる事が容易に出来ます。という事は(笑)、大量の枚数を抱えて塩漬けになってしまいます!
利食いしなければ損切りになるのが逆張り。
それでも損切りしなければ‥トレンドに飲み込まれて大損するからです。
順張りトレーダーは枚数を落として損切り幅を広めに取れば、安全性の高いトレードが可能になる。
順張りトレーダーでも「押し目買い」をする方が多いでしょう。※私は、押し目買いは逆張りだと思っていますが。
押し目が深すぎて戻らなくなった時。
それはもう、トレンドが変わっている可能性があります(笑)。
押し目買いはあくまでも(私の見解はですが)逆張りなので、
損切りも置くし、利食いも設定します。
そうすべきではないでしょうか。
とにかく!自分のポジションと逆行した場合。
今塩漬けを抱えている場合は
ぜひ早めに処分されるか、明確な損切りラインを今からでも設定しましょう。
『さすがにこのラインを割れたらトレンドが崩れる・・』その値位置を割れたら試合終了です。
そして、次からは枚数を落として頂く事を、強くお勧めします。
まとめ
- 損切りも利食いも置かず、安易に買うだけで上手く行くほど、相場は甘くはない。
- 損切りはエントリー時に設定する。利食いも同じ。
- 押し目買いは逆張りと考える。
(押しが深過ぎて安値も割れたなら・・、もはやトレンドに逆行しているのかも?)
トレンドに目標値はあるの?
順張りのコツ4 トレンドの目標値まで買えば良い
トレンドに終わりはあるのでしょうか。いつまでも続くように思えるかも知れません。しかし、目指している目標値というものがあります。
目標値はラインによって特定出来る!そのラインとは…
「トレンドがどこまで進むか?が分かる」という話。
今回は「フィボナッチリトレースメントを使えばトレンドがどこまで進むか?が分かる」という話です。
リトレースメントを正しく使えるようになれば、あなたにもトレンドの目標値は明確に見えます。
ただし、普通の個人投資家には全く見えていないようです。
なぜなら、ラインは引かなければ見えませんからね(笑)。当たり前ですが。
インジケーターなら設定すれば、勝手に出ますから
そのツールを設定している皆が見えています。
しかもひねるより、より多くのトレーダーが使用するであろう共通の設定値を使った方が上手く機能します。
例えば、移動平均線ならSMA(単純移動平均線)で200MAとかね。
ただ、ラインはそうではないですね。
ラインは自分の手で引く必要があります。
ではあなたは正しいラインを引けますか?
なるほど、引けますか。ですが
どうしてそれが正しいと言い切れるのでしょう。
まさか、あなたが引けるラインとは「水平線とトレンドライン」ではないでしょうか?
残念ながらそれだけでは駄目なのです・・。
フィボナッチの値位置→高値安値が出来た→水平線を引けた
前の高値安値の値位置を横に伸ばした。(これが水平線)
現実はこうです。
- 重要な値位置だったから、過去にその値位置の周辺で上昇下落が止められた
- その後、高値安値が出来た
- 最後に、水平線を引く事が出来るようになった
水平線を引ける高値安値が出来た”理由”があります。
お察しの通り、それが「フィボナッチ」。
そして、今の値動きにおいても向かっているのはフィボナッチの値位置です。
これがフィボナッチが目標値だということ。
目標値も押し目も、”フィボナッチなら”分かる。
トレンドで押し目買いをして丁度良い高値で利食いするには、次の3点が分かるラインを引く必要があります。
- トレンドの目標値(=利食い目標)
- トレンドが崩れているかの確認
- 押し目買いすべき値位置
上昇が始まったとして一体、どこまで行くのか?
これらのラインの引き方が分かると、正確な利食い目標値を設定出来ます。
利食い目標(トレンドの目標値)があれば、
「まだ目標到達していないからトレンドは終わらない!」という安心感があるので買える。
トレンドがまだ終わっていないのだから、上昇途中でも買えますね。※これを『上値余地がある』、とも言います。
トレンドが崩れるポイントが分かればギリギリで押し目買いが出来る。
また、目標到達後の反転も(これは逆張りですが)狙えます。
これがリトレースメントの使い方です。
とは言え、もう何年も前に教えたフィボナッチ手法ですが、これを発見した時は『何を今まで見ていたのだろう・・』と、愕然としました。
※今では値動きのルール3までありますが、今でも私はよく使います。
今回のテーマは
「フィボナッチリトレースメントを使えばトレンドがどこまで進むか?が分かる」。
つまり、
「トレンドの目標値、トレンドが崩れているかの確認、押し目買いすべき値位置」この3点が分かるラインを引けば良いのです。
水平線では無理なので、
フィボナッチリトレースメントとフィボナッチチャネルを使います。
この動画を観れば、ほぼ何を言いたいかが分かるでしょう。
最新のリトレースメントの使い方を発見したよ!
という動画です(笑)。
これを発見した時は、「そうだったのかあ」「何を今まで見ていたのだろう・・」と、愕然としました。
詳しくはこちら。「値動きのルール2」へ
上昇が始まったとして一体、どこまで行くのか?
これが分かると、
『どこまではポジションを残しておける。まだ持っておこう。』という「利食い目標値」を設定出来ます。
利食い目標があれば、まだ到達していないからトレンドは終わらないという安心感があります。
そして万が一、「トレンドが伸び過ぎてしまった。最高値ではないところで利食いした。」としても、
予定していた大きな値幅で利食い設定していれば、『まあ悪くない』という気持ちになれますね。
次に、逆張りの方。
『トレンドが目標値へ到達したら、反転を取りたい!』
そういう方は、「どこまで行くのか?」を知っていなければ無理ですから。
目標は正確に出せた方が良いですね。
最近の研究では
「結局(笑)フィボナッチリトレースメントがトレンドの目標値という意味においては一番良い」、という結論に達しました。
エクスパンションも良いのですが、
いざトレンドが始まったらリトレースメントが最高です。
という事で、次の項目でフィボナッチリトレースメントとフィボナッチチャネル。
この2つのツールを詳しく解説します。
まとめ
- 水平線ではトレンドの目標値は分からない。
- しかし、フィボナッチリトレースメントとフィボナッチチャネルを使えば分かる。
- そして目標値が分かれば、まだトレンドが続く安心感があるのでまだ保有していられる。
順張りに適したツール※高値掴み解消
順張りのコツ 5 順張りに適したラインのツールを使うべき
ある程度値が進んでから買うトレードスタイルが順張り。
しかしエントリータイミングを間違えると戻って来て高値掴みになるだけ(笑)。
高値掴みを避けるためには
「どこまで伸びて折り返すのか?」「折り返したらどこまで戻るのか?」を把握しておく事です。
そのために、知っておくべきツールは2つ。
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチチャネル
前回に引き続き、このツールを詳しく解説していきます。
フィボナッチリトレースメント
前回は「フィボナッチリトレースメントを使えばトレンドがどこまで進むか?が分かる」という話でした。
もう一つお勧めのリトレースメントの使い方(日~年の目標値)も含めてご説明します。
押し目買いの値位置だけではなく目標値も出せる。
フィボナッチは押し目買いに適しており、さらに”利食い目標が明確になる”という優れたツールです。
この点を明確にしておきたいと考えています。※『押し目買いだけじゃないよ』、ということ。
リトレースメントの使い方
一例を挙げておきます。図はこの記事を書いている日のドルスイスのチャートです。
なぜ?その値位置まで上昇したのでしょうか?
答えは2つあります。
- 年の目標値から跳ねて、次の年の目標値へ到達したから(水色)
- トレンドの目標値(値動きのルール2)までは到達するから(紫色)
結局、それ以外の何物でもないのです。
よく分かっていないでライントレードの説明がなされる場合、大体次のように説明されます。
「ラインはエリアで捉えて。ピッタリで反応するとは考えない。」
ただ、それは
そのラインが正解ではないからですよね(笑)。
私の引くラインは基本的にいつも、ピッタリの値位置で反応しています。
- 年の目標値から跳ねたら、次の年の目標値へ到達する
- トレンドの目標値(値動きのルール2)までは到達する
『これを知らないでトレードするなんて、自殺行為ですよね』というのが最近会員様からチャットで頂いた意見です。
まあ、そうでしょうね。
日~年の目標値については『勝ち方実戦編』か『極意書E-BOOK 』をご覧下さい。
こちらもチェック!
『値動きのルール2』は、トレンドの目標値が分かる珍しいフィボナッチリトレースメント手法です。
ホームページ記事
- リトレースメント基本の3つの引き方
- フィボナッチチャネルの引き方
- フィボナッチエクスパンションの引き方
- フィボナッチファンの引き方
- リトレースメントの応用の引き方
- ギャンファン・ギャンリトレースメントの引き方
- ギャンの28のルール検証
※リンクはメインホームページ3starter.jpの記事です。引き方などを学べます。
フィボナッチチャネル
フィボナッチチャネルがあれば、移動平均線は出す必要がありません。
なぜなら、トレンドはチャネルに沿って進み、チャネル割れはトレンドの終了を意味するから。
あなたがトレンドフォローをしている時、
トレンドが崩れたら利食い目標値へ到達していなくても利食いすべきです。
明確に「トレンドが崩れた」事を何で判断されていますか?
ダウの切り下げ(つまり安値割れ)ですか?
それも良いですね。
しかし、チャネル割れでも利食いしておく事が出来ます。
大規模小規模問わず、大体のトレンドにはチャネルが引ける。
「チャネル割れ」をすると結構大きめの下落が待っています。
だからこの時にやめる。
この、「割れたら終了!」というチャネルを出せるのなら、
あえて別の判断理由をチャート上に表示する意味は無いのです。
もちろん、邪魔でなければ移動平均線も出しておいても良いのですが、
フィボナッチチャネルを割れた時は注意して下さい。
※このサインを無視すると、大幅な損失を被る可能性があります。
フィボナッチチャネルは普通の平行チャネルとは全く違う!
平行チャネルを割れてもトレンドは終了しません。この点は誤解なさらないようにして下さい。
そんな誰でも引けるようなものでトレンド終了が分かるなら苦労はしません(笑)。
皆(個人トレーダー)が損するから、大きな下落になるのです。
あくまでも多くの場合は、
“フィボナッチチャネルの最終ライン”を割れた時に、本当にトレンドが終了します。
- フィボナッチチャネルを出してトレンドが継続している事を確認する。
- 結局チャネルの最終ラインを割れないなら「押し目」なので買う。
※フィボナッチチャネルを割れるまで諦める必要はない!まだトレンドは継続するので大丈夫です。
リトレースメントとチャネルの組み合わせがベスト
フィボナッチチャネルとフィボナッチリトレースメントは組み合わせて使うべきだと考えています。
- トレンドが継続する
- トレンドの目標値がまだ先にある
この2つが分かるから、安心して買えます。戻って来る前に逃げる事も出来ますし、天井で利食い出来るようになります。
次は最後のコラムです!
順張りの心構え
順張りのコツ6 マーケットフォロワーになろう!
最後は「安全なところで入って、安全なところで出る」順張りのトレーダーが勝つ。
だからこそ、マーケットフォロワーは多い。そしてその人数が多ければ…
強い勢力の側に付く。
順張りの心構えとして「買う人が多い側に付く」というものがあります。
ごく当たり前の事ですのであえて言う必要もないのですが、売買量が多い側に有利にレートは動きます。
そのため、買う人が多い側に付いた方が利口。
けれどもここで一つ疑問に思われるはずです。※そうでなければ大衆の一部となるでしょう。
誰が買うの?誰が買っているの?
- 個人投資家だけが買っているのでしょうか?
- そして、多くの個人投資家は勝っているのでしょうか?
答えはNOです。
- 市場によってはレートを動かす事すら可能な資金量。
- 圧倒的な情報網を持ち、社を通して培って来た経験がある。
- 値動きを一番上手く渡り切る。
そんなトレーダーは
莫大な資金を動かせる機関投資家や銀行などの企業。そして国ですよね。
例えばGPIFや日銀などが保有する資産(米ドル・債券・株など)の運用が我々個人より下手なわけがありません。
そして、その売買でチャート自体が動く。
急に莫大な資金の投入で反転する市場をこれまでに目撃されませんでしか?それは個人トレーダーのなせる業ではありません。お金のある企業、または国。このどちらか。
では、どちらにしましょう?
- 自分と同じような大衆に付いて行く
- 銀行や機関投資家や国に付いて行く
答えは明白ではないでしょうか。
最後は安全なところで入って、安全なところで出る順張りのトレーダーが勝つのです。だからこそ、マーケットフォロワーは多い。そしてその人数が多ければ…
と上に書きましたが、一つ間違いがあります。正確には人数ではなく金額でレートは動きます。
烏合の衆より、一人の大金持ちです(笑)。
個人の金持ちより、多くの場合・・・それは大手企業や国家の関連組織。
だからこそ、銀行や保険会社や証券会社、その他ビッグマネーの動向こそが重要なのです。
対策はあるのか
「大手企業がいつどの市場を買って来る?」という情報はあまり公開されません。
しかしながら、分からないとは言え、例えば
- デイトレードなら欧州市場が開いてから欧州勢の動向を見て付いて行く
- 輸出企業の換金のタイミングを狙う
- 45日ルールを上手く使って利食いして逃げる
など方法は幾らでもあります。他に株価指数ならSQ日を利用します。
ご自身で勉強してみると良いでしょう。
- 45日ルールとは何か?
- ゴトー日とは何か?
- 日本市場・欧州市場・米国市場で流れは変わる?何時に?
※デイトレードについては次のコラム「デイトレードのコツ」で!
値が動けばチャートに現れます
または、値が動けばチャートに現れますので
- チャートパターンから機関投資家の動向を見抜く
- 自分のトレードルールを値動きに沿ったものにする
という方法もあります。
スリースタータードットジェーピーで教えているトレード手法は、実際の値動きの検証から生まれたもの。
つまり、値動きに沿っているので
そのルールを覚えてエントリーエグジットしてもらえれば良いという事になります。
まとめ
フィボナッチを正しく使えるようになれば、驚くほど自分が引いた目標値で相場が反転する事に気が付き、どこで利食いすれば良かったのかも分かるようになるでしょう。
それが彼ら(大手)の「指値による売買」だと気付いた時、“ある値位置”で反転する意味が理解出来るはず。
ではその値位置とは幾ら?
反転する可能性が高い値位置はフィボナッチのある値位置です。
とご理解頂けたのではないでしょうか。
長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。
以上で、順張りの話は終了とさせて頂きます。
※本当に順張りの話だったと言えるのかは微妙なところですが(笑)、逆張りを得意とするトレーダーの言う事ですのでご容赦下さい。
逆張りの話は一つ前のコラム「逆張りのコツ」で!
機関投資家が買う流れにタイミングを合わせて乗る!
そのために、彼らが買い指値を置くであろう値位置で一緒に買えば、押し目買いでトレンドに乗れる可能性が高いという話でした。
次は「デイトレードのコツ」です→
(あらまし)デイトレードにはデイトレードの理屈がある。
理屈を理解すると方向性が分かるだけでなく、その日の利食い目標やエントリーすべき値位置が分かります。デイトレードをするなら様々な方法がありますので考えてみましょう。
