まずはフィボナッチ リトレースメントの数値を覚えよう!
トレードでよく使われるフィボナッチリトレースメント(FR)は、高値と安値を結び(これが0と1)次の数値を算出してくれるものです。まずは、この数値を覚えておきましょう。
まだ沢山ありますが、初めて使うのであればこのくらい覚えておけばとりあえず問題ありません。
- 0.236
- 0.382
- 0.5
- 0.618
- 0.764
- 1.618
- 2.618
- 4.236
0.764ではなく、0.786を使う人もいます。0.786は平方根。0.764は1 – 0.236。
上下どちらにでも引けるように、私は0.764を推奨しています。
※この選択をすると、フィボナッチ手法は大きく発展する可能性があります。例;インジケーターの作成など。
当サイトで販売している「
仕込みテンプレート3S」という大人気インジケーター。これも、もしも私が
0.786を使用していたら生まれなかったものです。その手法自体生み出す事すら出来なかったでしょう。
0.764と0.786論争について
一般的なチャートソフトや解説サイトでは、0.764ではなく0.786(78.6%)が使われることが多いです。0.786は0.618の平方根、0.764は1-0.236。どちらが「正しいフィボナッチ比率か」という議論は、昔から海外の掲示板などでも繰り返されてきました。
しかし、フィボナッチ数列である事の正しさに固執するあまり、トレーダーとして重要なことを見落としている人がいます。
本当に重要な事は「トレードで使える」かどうか。
私が0.764を推すのは、それによりフィボナッチ手法はかなり多くの発展を遂げ、インジケーターにするところまでスリースタータードットジェーピーでは辿り着いているからです。
0.786が正しいとあなたが思い込んでいる間は、決してこのレベルまで突き詰める事は出来ないでしょう。
あなたもぜひ、0.786ではなく0.764を使用してください。
フィボナッチ エクスパンションの数値も覚えよう!
リトレースメント(FR)とエクスパンション(FE)では数値が異なります。エクスパンションの場合は次の数値を覚えておいてください。
- 0.618
- 1
- 1.272
- 1.618
- 2.618
- 4.236
エクスパンションについては記事の下の方に書いてあります。
一般的に知られているフィボナッチの数値と使い方(おさらい)
まずは、証券会社や解説書などで一般的に紹介されている内容を整理しておきます。
- リトレースメントの定番:23.6%/38.2%/50%/61.8%/78.6%(当サイトでは76.4%)
- 50%について:厳密にはフィボナッチ比率ではありませんが、「半値戻し」として多くのトレーダーが意識するため一緒に使われます。
- 一般的な押し目の目安:38.2%〜61.8%が基本。勢いの強いトレンドでは浅く、弱いトレンドでは深く戻りやすい。50%を大きく割り込むとトレンドが崩れ始めたサインとも言われます。
- エクスパンションの定番:100%/127.2%/161.8%/200%/261.8%。「トレンドがどこまで伸びるか」という利食い目標に使うのが一般的です。
- エリオット波動原理との一般的な目安:2波は1波の61.8%戻し、3波は1波の1.618倍、4波は3波の38.2%戻し、などが教科書的なガイドラインです(実際にはこの通りにならない事も多いので、あくまで目安)。
ここまでは「知っていて当たり前」の知識です。ここから先は、当サイトの考え方を交えて解説します。
詳しい数値設定について
なお、どちらにも言える事ですが、基本の数値だけを書いておきました。
実際(実用レベルで)はこの設定値よりも増えます。
実は15個(から30個)覚えておくと良い数値があります。
詳しい設定は有料のコースになっていますので参加して学んでください。どのコースでも有料のものであれば必要に応じて(内容のレベルに応じて)正しい数値設定を教えていますが、一回で全てを学ぶなら著書の電子書籍版がオススメ。
私の本というのはこちら!読んでみてください。
著書紹介
著
著者;ono
スリースタータードットジェーピー代表 大野乃生 著書;「極意書フィボナッチトレーディングの進化論」「極意書ストラテジーズ」 天底を取れるようになるトレード手法が人気。フィボナッチ&ギャントレード研究に人生の多くを捧げ、値動きの法則性を数多く解き明かした。
「極意書 フィボナッチトレーディングの進化論【新版】」 →E-BOOK登場!電子書籍が販売中☆ ※実本は完売しました
フィボナッチとギャンの秀逸な使用方法やトレード手法を解説した本。これ一冊で、フィボナッチを使ったトレードはマスター出来ます。 – 極意書E-BOOK
どのチャート形状では幾らが押し目になるか?
数値だけなら調べたら誰でも分かります。
※私も幾つかの数値を教えたように。(全てではありませんが)または自分で研究したら良いでしょう。
しかし、重要なのは「数値を把握している」ということではありません。
値動きとフィボナッチとの関連性を知ることが重要です。
つまり「どんなシーンで、どうやって活用するのか?」を考えておくべきであり、数値を知っているだけでは駄目だということですね。
ここからはフィボナッチの活用方法について考えてみましょう!
フィボナッチに魅せられた私が、今度はあなたをフィボナッチの虜にしてみせます!
本題に入る前に「フィボナッチに対する考え方」を書いておきますので、ご覧ください。
フィボナッチは黄金律で自然界の摂理?しかしトレードには全く関係ない。
少し脱線して「黄金律」「フィボナッチ数列」などの知識は必要ないという点を抑えておきます。フィボナッチをオカルトだと思っている(笑)方のために。
自然界の摂理。黄金律?そんなの関係ない!
フィボナッチはよく、このように言われることがあります。
フィボナッチ数列は黄金律に当てはまる数字の羅列であり、まさに芸術☆
いわゆる自然が生み出す芸術。最も自然な形に見える比率。古代ギリシャの建造物の寸法や、葉っぱの数なども黄金律。
人間から見て一番親しみやすく、自然に思える、”美しいと思える比率”だから黄金律があらゆるところで採用されている。
しかし、トレードの世界のフィボナッチにおいては黄金律がどうとか、葉っぱの数がどうとか・・。これらは全く関係ありません。
重要な点は、力のあるトレーダーがこのツールを使用していること。だから、その値位置で反発し、その目標値で反落します。
誰かが買うから反転上昇する。それだけ。そしてその誰かが買っているのが、フィボナッチの値位置だということ。
フィボナッチ数列を言えなきゃダメ?
フィボナッチ数列を覚える必要はありません
「fibonacci」とは中世イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチの名前です。フィボナッチ数列は有名ですよね。
しかし、トレードの世界でのフィボナッチとは『ライン』のことを言います。
フィボナッチの比率を使ったラインのこと。
チャートで機能する比率・割合は決まっているので フィボナッチ数列ではなく、トレードで使うフィボナッチの割合を覚えてください。
1円にもならない黄金律とか数列の話は本当にどうでも良いです(笑)。
あなたがトレーダーなら、相場においてのフィボナッチの話をしましょう!
フィボナッチは簡単に相場を読むための秘密兵器。
フィボナッチが天底になる?
トレンドは移動平均線を使うトレーダーが作り、トレンドの終わりはフィボナッチを使うトレーダーが作る。
なぜなら天底はフィボナッチの値位置で反転する事が多いから。
※移動平均線の部分は定かではありませんが、まずは機関投資家やマーケットメーカーが初動を作り、最終的には大衆が追随して最後の一つを乗せるカモになります。
トレンド途中の押し目買いポイントもフィボナッチの数値になる事が多いです。
事実としてフィボナッチの値位置で反転するのなら「トレンドの反転や押し目はフィボナッチを使う逆張りトレーダーによって作られている」と言っても過言ではないでしょう。
フィボナッチは逆張りに適したツールです。
そして、反転する値位置(フィボナッチ)が存在するのなら、その値位置までは行くという逆説が成り立ちますよね?
重要なフィボナッチがある値位置がトレンドの目標値であり、トレンドが向かう方向です。
つまり、フィボナッチは順張りにも適したツールなのです。
もう一度、覚えるべき基本のフィボナッチの数値を載せておきます。
- 0
- 0.236
- 0.382
- 0.500
- 0.618
- 0.764
- 1
- 1.618
- 2.618
- 4.236
簡単に押し目買いをする方法は何か?
(笑)それこそがフィボナッチです。
押し目買いでは「どこまで下落するのか」を見定める必要がありますが、次の2つで押し目買いポイントを掴む事が出来ます。
- 下落目標値(どこまで下落するか)
- 上昇の値幅に対しての一定の戻りの割合(何割戻ったか)
なお、私は押し目買いも「逆張り」だと考えています。一旦の下落に対して買い向かうのが押し目買いなので。
つまり、天底も押し目買いも逆張りであり、フィボナッチでどちらも買えます。